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FC東京、逆転2発で無敗2位!清水はワーストタイ開幕6戦未勝利で最下位転落

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[4.6 J1第6節 FC東京2-1清水 味スタ]

 J1リーグは6日、第6節を行い、FC東京はホームで清水エスパルスを2-1で下した。開幕無敗を守ったFC東京は勝ち点を「14」に伸ばしたが、得失点差で上回った広島が首位に浮上。FC東京は2位をキープした。

 FC東京は3月30日に行われた第5節浦和戦(1-1)から先発1人を入れ替え、MF久保建英が先発に復帰。清水も前節の湘南戦(1-3)から先発1人を変更し、新加入のブラジル人MFヘナト・アウグストが初先発。4-4-2のミラーゲームとなった。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤はFC東京が攻め込み、久保が積極的にゴールに迫る。前半5分、MF東慶悟とワンツーの形でエリア内に突破し、角度のない位置から右足シュート。カウンターからFW永井謙佑やFWディエゴ・オリヴェイラもゴールに迫ったが、相手のディフェンスに阻まれ、チャンスを逸した。

 清水も前半21分に決定機を迎える。DFエウシーニョのロングフィード1本でFW鄭大世がDFラインの背後に完全に抜け出し、エリア内に侵入。決定的な右足シュートを放ったが、惜しくも左ポストを叩き、先制点とはならなかった。

 スコアレスで前半を折り返すと、後半立ち上がりに清水が試合を動かした。後半2分、PA内右に侵入したMF金子翔太がマイナスに戻し、ヘナト・アウグストがダイレクトでふわりとしたクロスを供給。ニアサイドのFW北川航也がバックヘッドでそらすと、シュートはゴール左下隅に吸い込まれた。

 1点ビハインドとなったFC東京は後半15分に交代カードを切り、高萩に代えてMFナ・サンホ、永井に代えてFWジャエルを投入。ナ・サンホは左サイドに入り、東がボランチに下がった。後半18分にはナ・サンホがスピードに乗ったドリブルで左サイドを突破し、マイナス方向にクロス。ディエゴ・オリヴェイラが左足ダイレクトで狙ったが、シュートはGK六反勇治に阻まれた。

 FC東京は交代策が当たり、流れを引き寄せる。後半29分、DF小川諒也のスルーパスで抜け出したディエゴ・オリヴェイラが左サイドのゴールライン際からクロス。ニアサイドのナ・サンホがアクロバティックに左足を伸ばして裏で合わせ、同点ゴールを挙げた。

 今季初得点を目指す久保も立て続けにゴールに迫る。後半32分にはスローインの流れから右足シュートを打ったが、これはゴール右へ。後半36分にも相手のスライディングをダブルタッチで巧みにかわして加速し、PA手前の位置から決定的な左足シュート。しかし、GK六反にわずかに触れられ、惜しくも右ポストを叩いた。

 迎えた後半40分、ジャエルとワンツーの形で抜け出したディエゴ・オリヴェイラがループシュートを沈め、FC東京が2-1で逆転勝利。清水は2005年に並ぶクラブワーストの開幕6試合未勝利(4敗2分)。他会場で仙台が勝利したため、最下位に転落した。


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