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苦しむ磐田、6戦目で今季初白星!! 湘南の猛攻受けるも“無人のゴール”に追加点

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ジュビロ磐田が今季初勝利を挙げた

[4.6 J1第6節 湘南0-2磐田 BMWス]

 J1リーグは6日、第6節を各地で行い、下位に沈むジュビロ磐田湘南ベルマーレを2-0で下した。前節も先制ゴールを決めていたMF松本昌也がオウンゴールを誘って先制すると、終盤には途中出場FWロドリゲスが追加点。ここまで3分2敗の磐田は今季初勝利を手にした。

 ホームの湘南は前節清水戦(○3-1)から先発1人を変更。前節で負傷交代したFW山崎凌吾がメンバーを外れてFW指宿洋史が入った。対する磐田は前節鹿島戦(△1-1)と同じスターティングイレブンを並べ、両ウイングバックに入るDF小川大貴とMF松本昌也の左右を入れ替えた。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりは中盤を厚くした磐田が一方的に主導権を握り、MFアダイウトン、FW大久保嘉人、MF山田大記の1トップ2シャドーが何度も相手ゴール前に攻め込んだ。ところが湘南は守備陣が身体を張り、危険なシーンをつくらせない。前半16分、ロングボールからの波状攻撃もGK秋元陽太がしっかり立ちはだかった。

 徐々に陣地を取り戻した湘南は前半30分、こぼれ球を拾ったMF鈴木冬一が左足で狙うもGKカミンスキーの正面。同45分には鈴木冬のパスミスからカウンターをしかけられたが、山田の突破を鈴木冬が戻って自ら止めると、反対に山田のファウルを誘ってイエローカードを出させた。

 湘南は後半2分、鈴木冬が右サイドをドリブルで駆け上がると、DF新里亮のファウルを誘ってまたしてもイエローカードを誘発。前半には自身が警告を受ける場面もあったが、局面のバトルを積極的にこなした。同10分には松田の股抜きスルーパスから武富が相手の股下を狙ったシュートを放つもわずかに右へと外れた。

 やや流れを失いかける磐田は後半11分、小川大のループパスからアダイウトンが頭で合わせたが惜しくも枠外。同16分には右サイドの崩しから山田が強烈な左足シュートを放つも、大きくゴール左に外れていった。湘南は同20分、FW梅崎司に代わってU-22日本代表合宿中に負傷していたMF齊藤未月が入った。

 対する磐田も最初の交代カードを使い、MF森谷賢太郎に代わってFWロドリゲスを入れる。すると同27分、右サイドに開いた松本が大久保とのパス交換で敵陣深くに走り込むと、対面のDF杉岡大暉をかわして前へ。ニアゾーンをえぐって中央に送ったボールがDF小野田将人の足に当たってゴールに入り、オウンゴールで先制に成功した。

 ビハインドを負った湘南は後半32分に2枚替えを敢行。小野田と武富を下げてFW大橋祐紀とFWレレウを投入し、フォーメーションを4-3-3に変更した。ところが同43分、松田のFKに鈴木冬が飛び込んだが枠を外れると、アディショナルタイムのセットプレーも不発。磐田はそのカウンターからロドリゲスが飛び出すと、GKの裏を突いて無人のゴールに流し込み、そのまま2-0でタイムアップ。湘南は3試合ぶりの黒星となった。

(取材・文 竹内達也)
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