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甲府は町田と敵地でドロー…今季不敗継続も1節で首位明け渡す

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甲府はピーター・ウタカの同点弾で町田とドロー

[4.7 J2第8節 町田1-1甲府 町田]

 前節で首位に立ったヴァンフォーレ甲府は敵地でFC町田ゼルビアと1-1で引き分けた。先制を許したが、後半35分のFWピーター・ウタカのゴールでドローに持ち込んだ。しかし勝ち点1を積み上げるにとどまり、首位を明け渡すことになった。

 3日に第7節があったことで中3日での連戦となるJ2リーグ戦。3勝4敗と負けが先行する町田のホームに、開幕から負けなしで首位に立つ甲府が乗り込む。

 ともにスタメン5人ずつを変更。町田は今季加入のFWジョン・チュングンが初スタメン。甲府は前節2ゴールを決めたFWドゥドゥがベンチスタート。FWピーター・ウタカやFWジュニオール・バホスが先発に復帰した。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半、チャンスを多く作ったのは町田だった。しかし前半34分にジョン・チュングンが迎えた決定機はシュートが枠左に外れる。同41分のMF戸高弘貴のFKをコースを変えるようにして合わせたジョン・チュングンのシュートも左に外れた。

 ただし甲府は前半37分にピッチ中央でMF佐藤和弘が左足を痛めたために倒れ込んでしまう。佐藤和は担架で運ばれて、そのままMF新井涼平と交代することになった。

 すると前半終了間際、町田に先制点が生まれる。左サイドからジョン・チュングンがクロスを上げると、エリア内で戸高が胸コントロール。DF一人を外して右足で蹴り込むと、シュートはゴール左隅に吸い込まれていった。

 ビハインドで折り返した甲府は、後半15分からMF橋爪勇樹に代えてFWドゥドゥを投入。強力外国籍選手3人を前線に並べて、同点ゴールを目指す。同31分にはDFのエデル・リマを下げて、第5節、第6節とアディショナルタイムに連続ゴールを奪ったFW佐藤洸一を入れて、勝負に出る。

 しかし第4節で6失点を喫するなど、開幕4戦で10失点を喫した町田だが、ここ3戦は1失点と周旋されてきている守備陣がこの日も安定。最後まで体を当てる粘り強い守備で、甲府の攻撃を跳ね返していく。

 だがここまで頑張っていた町田守備陣に後半35分、ミスが出てしまう。DF深津康太のクリアミスを佐藤洸がヘディングで折り返えされると、ドゥドゥに強烈ボレーを打たれる。GK増田卓也が前に弾いたが、跳ね返りをウタカに押し込まれて、試合が振り出しに戻った。

 試合はこのまま1-1で終了。町田は今季初のドローゲーム。甲府は今季4度目の引き分けとなった。

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