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ジダン、批判浴び続けるベイルの未来を問われ…真顔で「そのうち分かる」

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ジネディーヌ・ジダン監督が真顔で…

 6日のリーガ・エスパニョーラ第31節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエイバル戦を2-1で制した。ジネディーヌ・ジダン監督は、後半にチームのパフォーマンスが一気に改善されたことに満足感を表している。

 この試合、前半は低調な内容で失点を許してしまったレアル・マドリーだったが、後半から一気にペースを上げると、FWカリム・ベンゼマの2得点でスコアをひっくり返した。試合後会見に出席したジダン監督は、ハーフタイムに修正した内容を問われて次のように返している。

「何を言ったのかは言わないが、変化が必要だった。前半のように続けるわけにはいかなかったから。選手たちはそうしてくれた、チームとしてプレーしてくれたよ。もっと走り、もっと一枚岩となり、試合を完全に変えてくれたね」

「前半の立ち上がりは自信を持てず、とても困難な内容だった。選手たちを祝福しなければならない。試合を競ったのは、後半に変化を与えたのは彼らなんだ。まとまり、助け合って、前半とは違う内容にしてくれた。

 ジダン監督は「今季には何も勝ち取れない」ことを認めつつ、それでもチームが今季終了まで戦い抜くことを誓っている。

「このチームには素晴らしい選手たちが揃っているが、しかし今は難しい状況だ。私たちコーチ陣とともにそうした状況から脱さなければならない。脱するためには勝ち続けるしかないんだよ。少しずつ、この状況から抜け出していきたい」

「私たちが何かを勝ち取ることがないし、そのことは常に頭にある。何もないのにプレーしていくのは難しい。しかし、それでも戦うことをやめるとは言わない。今日の後半みたいなパフォーマンスを見せられるわけだからね。残り7試合、チームとして戦っていくよ」

 ジダン監督はまた、この試合でも観客から辛辣なブーイングを受けたMFガレス・ベイルについても言及。今季限りでの退団が既定路線ともされるウェールズ代表MFだが、「ベイルの未来について、はっきりすることはできますか?」と問われると、いつものような笑みをこぼすことなく、真剣な顔つきをしながらこう返答した。

「そのうち分かる。はっきりはしないが、そのうち分かることだ。何が起こるかを言うことはできない。彼はレアル・マドリーの選手で、契約は2年残っている。何が起こるかは、そのうち分かることだ。今はそうした時期じゃない」

「指笛はうれしいことではないが、観客はチームのより良いプレーを見たいんだ。私たちはそうできていなかったが、しかし全員でリアクションを見せた」

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