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「マラドーナレベルには到達できない」アルゼンチン代表で苦しむメッシをOBが語る

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アルゼンチン代表で苦しむFWリオネル・メッシ

 元アルゼンチン代表のエクトル・エンリケ氏が、度々比較される同胞のFWリオネル・メッシディエゴ・マラドーナ氏について語った。スペイン『マルカ』が伝えた。

 2004年のトップチームデビューから、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)4度制覇やリーガ優勝9回、個人としてもバロンドール5度受賞を誇り、リーガ最多得点記録を更新中など、バルセロナで数々の栄光を手にしてきたメッシ。しかし、2005年に初キャップを飾ったアルゼンチン代表では未だ主要タイトルに恵まれず、母国で批判を受けることも多い。

 そんなメッシについて、1986年ワールドカップ優勝メンバーであるE・エンリケ氏が『Ataque Futbolero』のインタビューでコメント。アルゼンチン代表としてタイトルに恵まれていないことから、共にW杯を勝ち取った英雄マラドーナ氏には追いつけないと、自身の見解を述べている。

「残念ながらメッシは代表チームで苦労している。次のW杯では、彼に我々が持っていたような運があることを願っているよ。だが、メッシはマラドーナのレベルには到達できない」

 メッシは昨年6月のロシアW杯ラウンド16で敗退して以降、アルゼンチン代表としての活動をしばらく休止すると発表していた。そして先月、約8か月ぶりに代表メンバーに招集。ベネズエラとの親善試合で主将としてピッチに立った。

 しかし、E・エンリケ氏は代表で心地よさを感じていないのであれば、招集を受ける必要はないと語っている。

「メッシに私が望むことは、プレーしてほしいということ。もし(代表チームで)良い時間を過ごしていないのであれば、来ない方が良いと思う」

 アルゼンチン代表として主要タイトルを取れていないことで、批判のターゲットとされているメッシ。6月にはコパ・アメリカが始まるが、メッシは大会に参加し、批判を払拭する初タイトルを掲げることはできるのだろうか。

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