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ロッベン、長引く負傷に苛立ち隠せず「もう一度バイエルンでプレーできるかわからない」

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アリエン・ロッベンは現役続行を希望

 復帰の遅れるバイエルンFWアリエン・ロッベンが、現状に苛立ちを見せている。ドイツ『スカイスポーツ』が伝えた。

 バイエルンで10年目のシーズンを迎えているロッベン。ここまで15試合に出場して5ゴールを記録しているが、昨年11月の負傷以降、離脱が続いている。先月にはトレーニングへと復帰したものの、新たにふくらはぎを損傷。試合出場のメドは立っていない。

 今季でドイツ王者との契約が満了となるロッベンは、すでにシーズン終了後の退団を発表している。ブンデスリーガが残り6試合となる中、35歳のウインガーは現状にフラストレーションを溜め込んでいるようだ。

「不安に思っている。今シーズン、もう一度バイエルンでプレーできるかわからないよ。ハッキリわからないのがまたイライラするね」

 バイエルン退団後も現役を続行するロッベンは、「数クラブからのオファーと電話がある。だけど、もちろん長期間トレーニングしたいんだ」と、移籍先を決めるよりもコンディションを上げることを最優先に考えていると明かした。

 ブンデスリーガ7度優勝の経験を持つロッベンには、インテルやMLSのトロントFC、古巣PSVやフローニンゲンが興味を抱いているという。また、明治安田生命JリーグのFC東京の関心が確認されている。

 キャリアを通じてケガに悩まされてきたロッベン。すでにバイエルンでのラストゲームを終えてしまったのかと恐れる35歳ベテランウインガーだが、今季中にピッチに立つことはできるだろうか。

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