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強さ本物!! 2トップ揃い踏みのFC東京、鹿島を下して暫定首位に再浮上

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FC東京2トップが揃い踏み

[4.14 J1第7節 FC東京3-1鹿島 味スタ]

 J1リーグは14日、第7節を各地で行い、FC東京はホームで鹿島アントラーズと対戦した。FW永井謙佑のゴールで先制に成功すると、FWディエゴ・オリヴェイラの連続ゴールで前半のうちに3点を奪取。MFレオ・シルバのゴールで1点を返されたが、3-1で勝利したFC東京は勝ち点を「17」に伸ばし、暫定首位に再浮上した。

 ホームのFC東京は10日のルヴァン杯鳥栖戦(1-0)から先発6人を変更。前節の清水戦(2-1)と同じスターティングイレブンで臨んだ。対する鹿島は9日のACL慶南戦(3-2)から7人を変更。前節の名古屋戦(2-1)から2人を変更し、負傷交代したGKクォン・スンテに代わってGK曽ヶ端準とDF小田逸稀が今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合はいきなり動いた。前半5分、FC東京は左サイドからDF小川諒也が左足でクロスを入れると、フリーで飛び込んだ永井がヘディングシュート。曽ヶ端の手をかすめたボールはゴールマウスに吸い込まれた。

 先制に成功したFC東京はMF久保建英を起点にカウンターから追加点を奪う。前半17分、久保の巧みなループパスをトラップでおさめた永井が持ち上がり、斜めにスルーパス。抜け出したディエゴ・オリヴェイラがエリア内に侵入すると、切り返してDF町田浩樹をかわし、右足シュートを突き刺し、2-0とリードを広げた。

 ディエゴ・オリヴェイラは3試合連続ゴール。FC東京の勢いは止まらない。前半29分、久保が胸トラップ、リフティングから浮き球パスを入れると、DF犬飼智也が処理できず、ディエゴ・オリヴェイラにボールが渡る。巧みに町田をかわし、完全に抜け出したディエゴ・オリヴェイラはエリア内に侵入。GKとの1対1を制し、右足でゴール左下隅に流し込んだ。

 3点ビハインドとなった鹿島はミスが目立ち、FC東京の守備を崩せない。前半アディショナルタイムに交代カードを切り、小田を下げてMF三竿健斗を投入。三竿がボランチに入り、MF永木亮太が右サイドバックに移った。後半開始と同時に2枚目の交代枠を使い、レアンドロを下げてMF安部裕葵を投入した。

 反撃に出る鹿島は後半10分、PA左手前でパスを受けたレオ・シルバが右足を一閃。強烈なミドルシュートを突き刺し、3試合連続ゴール。鹿島は後半19分にもチャンスをつくり、PA左を縦に仕掛けたDF安西幸輝がクロス。ニアサイドに飛び込んだFW伊藤翔が決定的なシュートを打ったが、GK林彰洋に阻まれた。

 鹿島は後半26分にFWセルジーニョを下げてFW山口一真を投入し、交代枠を使い切った。山口は左サイドハーフに入り、安部は右サイドにシフト。MF土居聖真が2トップの一角に上がった。最後までゴールに迫ったが、1-3で敗れた鹿島。開幕節大分戦(1-2)以来となる黒星を喫した。


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