beacon

新潟が監督交代を発表…是永社長「現時点での内容と結果ではいい成績を収めることが難しい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

片渕浩一郎監督を解任

 アルビレックス新潟は14日、本日付で片渕浩一郎監督を解任し、吉永一明アカデミーダイレクターが監督に就任することを発表した。

 片渕監督は2016年に新潟トップチームのコーチに就任。同年9月には成績不振のため解任された吉田達磨氏の後任としてシーズン終了まで指揮を執り、J1残留に導いた。2017年は再びコーチに復帰したが、同年5月に三浦文丈氏の休養を受けて、呂比須ワグナー氏が就任するまで暫定的に指揮を執った。そして、昨年8月に鈴木政一氏の後任として暫定監督から正式に就任。今季はここまで9試合を終えて3勝3分3敗だった。

 是永大輔代表取締役社長は片渕監督に対して「代行時期を含めて昨年8月から約8か月、難しいタイミングで監督の任に就いていただきましたが、クラブの決断で監督交代させていただきました。在任中のハードワークと情熱には心から感謝しています」と労をねぎらった。

 そのうえで「未だ理想への途中だということは十分に理解していますが、現時点での内容と結果ではいい成績を収めることが難しいと判断しました」と解任の理由を説明。「もちろん、全てが監督の責任ではありません。選手、スタッフ、クラブを含めた全ての責任だと思っています。後任の吉永監督は、選手の個性の見極めとその組み合わせが得意な方だと思っています。機運を変えるこのタイミングでの大きな仕事に期待しています」と新監督への期待を語った。

 クラブを通じて片渕監督は「サポーターの皆様の期待のこたえられず、申し訳ない気持ちです。なんとかクラブのためにという想いだけで続けてきましたが、結果を出せなかったことに力不足を感じています。今後のリーグ戦に向けて、諦めている選手は一人もいません。サポーターの皆様におかれましては、最善を尽くして戦う選手たちに、引き続き熱いご声援をお送りください。自分を育ててくれたクラブで監督まで任せていただいたことに、心から感謝しています。J1昇格の目標達成に突き進む選手たちの姿を、影ながら応援したいと思います」とコメントしている。

 また、清水や甲府などでコーチを務めてきた吉永氏は監督就任に伴い、「今シーズンにクラブが掲げた目標を達成すべく、全身全霊で戦ってまいります。選手たちと共に前を向いて進んでいきたいと思います。クラブを支えてくださる皆様におかれましては、引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします」とお願いした。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP