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レアル、今夏ストライカーの獲得目標をヨビッチに定める…スペイン紙が大々的に報道

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ルカ・ヨビッチはレアル移籍か

 レアル・マドリーが、今夏のストライカーの獲得目標をフランクフルトFWルカ・ヨビッチに定めたようだ。14日付のスペイン『マルカ』が1面で報じている。

 今夏の移籍市場でストライカーの獲得に動くとみられていたレアルだが、同クラブのスポーツ部門は市場に出るであろう選手を徹底的に分析した後、ヨビッチこそが求めるべき選手であるとの理解を得たという。レアル・マドリーは先月27日にホセ・アンヘル・サンチェスGD(ゼネラルディレクター)がヨビッチの代理人ファリ・ラマダーニ氏と話し合い、その場で選手本人に自クラブ加入の意思があることを聞きつけると、先の木曜にスカウティングがそのプレーを確認して獲得へのGOサインを出すことになったようだ。

 ヨビッチはベンフィカからのレンタル移籍でフランクフルトに在籍しているが、フランクフルトは今後1200万ユーロの買い取りオプションを行使する見込み。このためレアルは、フランクフルトとヨビッチに関する交渉を行うとみられる。

 ヨビッチに対してはバイエルンマンチェスター・ユナイテッドバルセロナといったクラブも興味を示しているとされるが、『マルカ』はレアルが優位に立っているとの見解を示す。

 その理由は、レアルが過去にDFヘスス・バジェホ、DFオマール・マスカレルをフランクフルトにレンタルで移籍させるなど両クラブが良好な関係にあるためとのこと。またフランクフルトはレアルのFWラウール・デ・トーマス(現在ラージョにレンタル移籍中)と、下部組織のFWルイス・デルガードに興味を持っており、その2選手をトレード要員として交渉が円滑に進められる可能性も示唆されている。

 レアルが実際にヨビッチを獲得するとして、移籍金額は6000~7000万ユーロ前後となり、その内20%がベンフィカに支払われるようだ。

 ヨビッチは今季、フランクフルトで37試合に出場して25得点を記録。『マルカ』は純粋な点取り屋である同選手が、FWカリム・ベンゼマ、FWビニシウス・ジュニオール、MFマルコ・アセンシオらレアルの前線の選手たちと共存可能との見解を示す。

 また、大物ストライカーの移籍金の相場が1億5000万ユーロ程という現在の移籍市場において、21歳という年齢で、なおかつ移籍金も比較的安いヨビッチは、若い才能に投資するというレアルの戦略にも一致しているとのことだ。

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