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イニエスタのFKから2失点も怒涛の逆転劇!!広島が神戸との打ち合い制して首位キープ

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広島が神戸に4-2で逆転勝利

[4.14 J1第7節 神戸2-4広島 ノエスタ]

 J1第7節が14日に開催され、サンフレッチェ広島は敵地でヴィッセル神戸に4-2で勝利した。前半に1-2とリードを許したが、後半20分にMF柏好文のゴールで追いつくと、同25分と同28分にMF渡大生が決めて逆転。5連勝で開幕7試合無敗(5勝2分)とし、首位の座をキープした。

 前節終了時点で首位の広島はクラブ新記録となる5試合連続完封中だったが、序盤に神戸があっさりとゴールを破る。

 前半15分に左サイドのFKからキッカーのMFアンドレス・イニエスタが右足で高精度のクロスを供給。フリーでPA内中央に飛び込んだFWウェリントンが豪快なヘディングでゴール左に叩き込み、2戦連発となる今季2得点目を挙げた。

 クラブ記録が途絶えた広島は前半23分に反撃。DFダンクレーの不用意なバックパスを柏が奪い、PA内左から折り返す。これを5試合ぶりに先発復帰したFWパトリックが左足で難なく押し込み、自身の今季初ゴールで1-1とした。

 だが、神戸も前半28分に隙を突いて勝ち越しに成功する。右サイドでFKを獲得すると、イニエスタがクイックリスタートで相手を出し抜くスルーパス。PA内右にフリーで走り込んだFW古橋亨梧がGKとの1対1から左足で流し込み、4試合ぶりとなる今季2得点目を記録する。神戸はFWダビド・ビジャが加入後初のベンチ外となったが、その不安を感じさせない攻撃力を示した。

 一方、広島にとっては今季初めての複数失点。しかし、ハーフタイム明けから怒涛の攻撃を見せる。後半20分、PA内右のMF川辺駿がクロスを送り、渡が相手と競って跳ね上がったボールにMF野津田岳人が反応してヘディングシュート。GKの前で柏がバックヘッドでコースを変え、ネットを揺らした。

 柏は2試合連続ゴールで今季3得点目。後半25分にはMFエミル・サロモンソンが右サイドからクロスを入れ、渡がバイシクル気味に右足で合わせる。ゴール右に飛んだシュートがポストに当たって決まり、広島が3-2と逆転した。

 さらに後半28分、左サイド深くから野津田が左足でクロスを供給し、PA内中央に飛び込んだ渡が右足の豪快なボレーでゴール右に蹴り込む。渡は6試合ぶりのスタメン起用に応え、今季初得点を含む2ゴールの活躍を見せた。

 今季最多4失点の神戸は追いつくことができず、2-4のままタイムアップ。今季初の2連敗を喫した。

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