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ジダン「イスコ?レアルには金になる選手がたくさんいる」

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ジネディーヌ・ジダン監督がイスコらの将来について言及

 15日のリーガ・エスパニョーラ第32節、レアル・マドリーは敵地ブタルケでのレガネス戦に臨む。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、来季の陣容についての質問を巧みに回避しながら、今季をできるだけ良い形で終える必要性を説いている。

 今季、リーガを2位で終える以外の目標がないレアル。当然、今回の会見の話題も選手補強と放出に集中したが、ジダン監督は目前の試合に集中する考えを固辞している。

「選手たちと未来についての話をしたか?彼らは何も知らない。私は誰とも何も話をしていない。チームはまだシーズンを戦っているのだから。あと、7試合が残っているんだよ。今後、私たちが何をするかを話すタイミングが訪れるだろう」

 現在、退団の可能性が盛んに報じられるのはMFガレス・ベイルやMFトニ・クロースだが、ジダン監督は両選手について次のように述べている。

「(ベイルについては)ほかの選手たちと同じく活躍を期待している。今季はあと7試合残っており、どうプレーしていくかを見てみようじゃないか。様々な形でプレーしていくことになるし、もちろんガレスも戦力に数えている」

「今度はトニについてか……。違う日には、また違う選手の話をしなければならないし……。クロースは本当に良い選手だ。それは私だけに限った意見ではない。この5年間、とても素晴らしいことを成し遂げてきた彼は、非常に落ち着いた選手であり、重圧に屈することがない。私は彼という選手を好んでいる。これからもトニのことや、私が求めていない選手について話題にあがるんだろうね……」

「とにかく、ここにいる選手全員がとても素晴らしく、大切だ。唯一言えるのは、これから変化が生じるということだが、しかし今すぐに変わるわけじゃない。今季が終わった後に分かることだ。どう変化があるのか、どの選手が代わるのか見てみようじゃないか。何も変わらないのは、クロースがここ数年に行ってきたことであり、私は彼を戦力に数えていく。全選手のことを見ていきたいし、トニが良い選手であるという事実は変わらない」

 現陣容にFWクリスティアーノ・ロナウドのようなリーダーが欠けているとの指摘には、こう返した。

「君は好きなように意見できるが、しかしクリスティアーノの代わりを据えることなどできない。彼はここを去った。そして私たちはクリスティアーノと同様のことを行うわけではない選手たちを獲得できる。それが人生の掟だ。彼はこのエンブレムとともに偉業を成し遂げ、私たちは彼がいたことを誇らしく思っていた。しかし、もう時代が違うんだ」

「同じことを言い続けるのは疲れるよ。私たちは現在、もう何も勝ち取れないシーズンの終盤にいる。しかし、それでもできるだけ上位で、アトレティコを上回って2位でリーグを終えることを望んでいる。それが私たちの目標だ」

 またクロースやベイル同様に退団の噂があるMFイスコが「金になる選手か?」との質問に対して、レアルの多数の選手たちが大きな価値を有することを強調した。

「イスコが金になるか?ここには金になる選手たちがたくさんいる。多くのクラブがマドリーの選手たちを求めているのは、別に目新しいことではない。イスコは重要な選手で、私は彼のことが好きだ。来季のことについては、今後を見てみようじゃないか」

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