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鹿島、前半30分までに崩壊3失点…守備陣は反省「自分のところが全て」「慢心があった」

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前半30分までに3失点を喫した鹿島

[4.14 J1第7節 FC東京3-1鹿島 味スタ]

 前半30分までに3失点と守備が崩壊した。伝統の堅守を誇る鹿島アントラーズにとっては屈辱的な敗戦。大岩剛監督の「前半が全てだったゲーム」という言葉通り、前半のうちに勝敗が決してしまった。

 9日のACL慶南戦(3-2)で負傷交代したGKクォン・スンテに代わり、GK曽ヶ端準が今季初先発を果たした。前半5分、立ち上がりの先制点はDFラインが左右に振られた状態から、フリーで飛び込んだFW永井謙佑にヘディングシュートを許した。

 曽ヶ端は至近距離で反応したが、弾き出すことはできず、早い時間帯の失点から流れを失った。39歳のベテラン守護神は「早い時間帯に失点して、カウンターから向こうの強みが出てしまった。そこを止め切れなかった」と声を落とした。

 2、3失点目はMF久保建英の意表を突いた浮き球パス、永井とディエゴ・オリヴェイラのスピードに若きDFラインは翻弄された。DF町田浩樹は「自分のところが全てです。最後の場面で抑え切れなかった」と唇をかんだ。

「最後の個の力で負けてしまった。そこは自分の課題だと思います」(町田)。直近の公式戦2試合は劇的な逆転勝利をおさめていただけに、DF犬飼智也は「慢心があったのかもしれない。ここ2試合は逆転して勝ってきたので、どこかで1失点しても大丈夫という隙があったかもしれない」と受け止めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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