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サラーの弾丸ミドル炸裂!! リバプール、チェルシーに得点許さずリーグ5連勝

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リバプールがチェルシーを撃破

[4.14 プレミアリーグ第34節 リバプール2-0チェルシー]

 プレミアリーグは14日、第34節が行われた。アンフィールドではリバプールチェルシーによるビッグマッチが開催され、リバプールが2-0で完封勝利。リーグ5連勝で再び暫定首位に立った。

 9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦でポルトを2-0で下したリバプール。17日にアウェーでの第2戦を控えている中、スタメンを2人変更し、DFジョエル・マティプとDFアンドリュー・ロバートソンを起用した。

 チェルシーも11日にヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦でスラビア・プラハと戦い、1-0で先勝。ホームで第2戦は18日に行われる。スタメンは6人変更。MFエデン・アザールやMFエンゴロ・カンテらが先発し、18歳FWカラム・ハドソン・オドイも起用された。

 現時点で勝ち点82の2位リバプールと、勝ち点66の4位チェルシーによる注目対決。ファーストシュートはリバプールだった。前半6分、MFナビ・ケイタが左サイドに展開し、FWサディオ・マネがクロスを上げる。中央にはFWロベルト・フィルミーノ、後方からMFジョーダン・ヘンダーソンが走り込んでいたが、ファーサイドのFWモハメド・サラーがボレーシュート。しっかり左足で捉えたシュートだったが、GKケパ・アリサバラガの正面に飛んでしまった。

 リバプールは連動した動き、サイドを幅広く使ったパス回しでチェルシーの守備を崩しにいく。対するチェルシーは、3トップの中央に入ったアザールが果敢にドリブルを仕掛け、MFウィリアンがスピードで違いをみせる。前半30分には、自陣でパスカットしたDFダビド・ルイスが前線へ送り、ウィリアンが一気に攻め上がり、左からカットインして右足シュート。得意の形だったが、惜しくもゴール右に外れた。

 リバプールは前半38分、ハーフェーライン付近でパスカットすると、素早く縦につないでPA右に進入したサラーが左足アウトで中央へ。これをマネが右足ダイレクトで狙うもわずかにゴール右に外れる。39分には、チェルシーにアクシデント発生。21分にケイタとの接触で左膝を痛め、その後プレーを続けていたDFアントニオ・リュディガーがピッチに倒れ込んでしまい、DFアンドレアス・クリステンセンとの交代を余儀なくされた。

 均衡が破れたのは後半6分だった。右サイドでマティプのパスを受けたサラーがフィルミーノとのワンツーでPA右に進入。ヘンダーソンが右足で上げたクロスをフリーで待っていたマネが頭で合わせ、リバプールが先制する。さらに8分、右サイドでDFフィルヒル・ファン・ダイクのロングパスをサラーが足もとにおさめ、中央にカットイン。そのまま豪快に左足を振り抜くと、弾丸ミドルがゴールネットに突き刺さり、2-0と一気にリードを広げた。

 2点を追うチェルシーは後半11分、ハドソン・オドイに代えてFWゴンサロ・イグアインを投入。イグアインが3トップの中央に入り、アザールが左、ウィリアンが右にそれぞれポジションを変えた。すると、立て続けにチャンスが訪れる。14分、DFエメルソン・パルミエリのロングパスで最終ラインの背後に抜け出したアザール。絶妙なトラップから右足を振り抜くが左ポストを叩いてしまう。15分には、ウィリアンの右クロスからアザールが右足で合わせたが、GKアリソン・ベッカーのファインセーブに阻まれた。

 リバプールは後半21分、最初の交代カードでケイタに代えてMFジョルジニオ・ワイナルドゥムを投入。チェルシーは30分にMFルベン・ロフタス・チークに代えてMFロス・バークリーを入れ、交代カードを使い切った。直後の32分、リバプールはヘンダーソンがピッチに座り込み、MFジェームズ・ミルナーが交代で入った。

 長短のパスを織り交ぜながら、しっかり足もとでつなぐリバプールに対し、チェルシーは疲れからか、アザールとウィリアンが個人で攻めるシーンが目立ち、単発な攻撃となってしまう。試合はそのまま2-0でタイムアップを迎え、リバプールが5連勝。リーグ戦13試合負けなし(9勝4分)とした。一方、トップ4入りを目指すチェルシーは連勝が『3』でストップ。4試合ぶりの黒星を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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