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シーズン佳境に突入するMF本田圭佑、「脳みそがしたたかさを維持することが要求される」

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シーズン佳境に突入するMF本田圭佑

 MF本田圭佑が所属するメルボルン・ビクトリーは14日、オーストラリア・Aリーグの第25節で最下位セントラルコースト・マリナーズと対戦し、2-1で勝利。本田はフル出場で3試合ぶりの白星に貢献した。

 1-1で迎えた後半34分、右サイドでFKを得たメルボルンのキッカーは本田。するとPA内に蹴ることなく、一旦中央のFWジェームス・トロイージにパスを出す。相手が虚を突かれたところで、PA右でパスを受けたFWコスタ・バルバルセスがファーサイドへクロスを放ち、最後はDFゲオルク・ニーダーマイアーが押し込んだ。

 有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』によると、値千金のトリックFKは練習通りだったという。本田は「あんなにうまくいくとは思わなかったです」と口にしつつ、「やっぱトリックプレーってやってみないとわからないんですよね。『こんな簡単なトリックに引っかかるか?』って練習するときには思うんで。実際、ひっかからへんときもある。トリックプレーというのは守備側が個で対応できるんで」と想像以上の出来だったようだ。

 先制するも後半8分に追いつかれた。同点のシーンは「結果論勝ったからいいけど、結構焦ってましたよ」と吐露。「同点はまずいと僕はずっと思っていたんで。どうやって最終ラインを崩そうかというところで、僕はあんまり余計なところまでコミットせんとこうと思っていた」と振り返る。

「とにかく黒子に徹しながら簡単にプレーしていこうと思っていたんですけど。でも、なかなか前が決められていなかったので、そんな楽観視してなかったですよ」

 レギュラーシーズンが終わると、トーナメント制のファイナルシーズンに突入する。勝負の1か月になることに、本田は「1シーズンを通して上がったり下がったりチームはしてきましたけど、ここから上がったり下がったりできないと僕は思っている」と語る。「そのためには当たり前ですけど、脳みそからコントロールしていかないと。1か月、脳みそがしたたかさを維持することが要求されると思っている。そういう1か月になると思います」

※有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)のコメントは許可を得た部分を使用しています。

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