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南野、“巧み”な動きで得点演出…ザルツブルク、思わぬミスから先制点献上も逆転勝利

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ザルツブルクFW南野拓実

[4.14 オーストリア・ブンデスリーガ第25節 ザルツブルク3-1シュトゥルム・グラーツ]

 オーストリア・ブンデスリーガ第25節が14日に行われ、日本代表FW南野拓実が所属するザルツブルクシュトゥルム・グラーツをホームに迎え、3-1の逆転勝利を収めた。先発出場を果たした南野は後半40分に途中交代している。

 序盤からスルーパスで好機を演出し、浮き球のパスから最終ライン裏に抜け出してポストを叩くループシュートを放つなど存在感を示す南野。しかし、スコアレスで試合が進むと、ザルツブルクの思わぬミスからシュトゥルム・グラーツに先制点を献上してしまう。自陣深い位置から投げ込んだスローインを相手にカットされると、MFサンディ・ロフリッチのラストパスをMFミヒャエル・ヨーン・リマに蹴り込まれ、スコアを0-1とされてしまった。

 しかし、0-1のまま前半を折り返して迎えた迎えた後半8分、左サイドからMFドミニク・ショボスライが送ったクロスを、ファーサイドに走り込んだFWフレドリック・グルブランドセンがダイレクトで合わせてネットを揺らし、ザルツブルクが試合を振り出しに戻ず。

 攻勢をかけるザルツブルクは後半22分に勝ち越しゴールを奪取。南野の縦パスを受けたFWモアネス・ダブールがショボスライに落とし、PA内でリターンパスを受ける。縦パスを打ち込んでいた南野はPA内に走り込んで相手選手の注意をひきつけており、生まれたコースを突いたダブールが右足シュートでゴールを陥れて逆転に成功する。

 さらに後半26分には左サイドのDFアンドレアス・ウルマーの折り返しに対し、南野が相手選手を引き連れてニアサイドに走り込む。空いたスペースに走り込んだショボスライがボールを受けると、落ち着いて左足シュートを決め、ザルツブルクが3-1の逆転勝利を収めた。

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