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[MOM2844]浦和東DF松本ケンチザンガ(3年)_02年生まれ世代の186cmCBが前回王者を完封!

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浦和東高CB松本ケンチザンガは完封勝利に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.14 関東大会埼玉県予選2回戦 成徳深谷高 0-2 浦和東高 昌平高G]

 前回王者・成徳深谷高の前に“浦和東の松ケン”が立ちはだかった。浦和東高CB松本ケンチザンガ(3年)は、コンゴ共和国にルーツを持つ186cmの大型CB。これまでは主にボランチとしてプレーしてきたが、今年は最終ラインの中央でその高さを発揮している。

「先生にセットプレーだけは絶対にやられるなと言われていた」この日は成徳深谷に序盤から押し込まれ、セットプレーを与えるシーンが増えた。だが、競り合いの強さが特長の成徳深谷相手に松本は怯まずに戦い、それを弾き返していく。

 最終ラインの中央でコンビを組むCB安食龍成(3年)もヘディングの強さが特長の選手だが、「きょうは松ケンに全部ヘディング取られて1本くらいしか競れなかった」と苦笑い。松本はカバーリングの良い安食のサポートも受けながら競り続けて2-0での勝利に貢献した。

「(自分の特長は)高さとか足の長さとかだと思うので、競り合いとか期待されている部分では負けないようにやっていきたい」という松本は、ひざ下の長さを活かした対人守備も特長だ。平尾信之監督は「他の日本人と1対1の間が違う」と説明していたが、この日も彼は独特の間で足を伸ばし、仕掛けてくる相手からボールを奪い取っていた。

 本人はボランチの経験がCBで活きていると感じていた。大柄だが、足が良く動き、右足のキックも比較的安定。普段見る動画もフランス代表MFポール・ポグバが多いという。CBとしては、繊細な部分などまだまだ課題はある。それでも、明るい性格でもチームを支える大型CBのこれからの成長に期待だ。

 恵まれた身体があるだけに、上のステージまで勝ち上がれば注目を集めることになるだろう。だが、本人は「注目されても自分でできることを変えずにやれることをやりたいと思っています」ときっぱり。将来の目標を「プロサッカー選手になれたらいい」と語る02年早生まれ(19年U-17ワールドカップ世代)の大型プレーヤーが今年、結果を残してアピールする。

(取材・文 吉田太郎)

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