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「私の時は“C・ロナウド”が何人もいた」ユーベでCL制したリッピが回顧

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ユベントスについて語ったマルチェロ・リッピ

 名将マルチェロ・リッピ氏が15日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、16日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝ユベントスアヤックス戦について見解を示した。

 欧州CL準々決勝アヤックス戦の第1戦を1-1で終えているユベントスは、16日にホームで行われる第2戦に挑む。過去にユベントスを指揮し、欧州CLを制した経験を持つリッピ氏が試合を分析している。

「オランダ勢は、積極的なプレーが際立つ。守備でほころびを見せても、常に攻撃する姿勢を見せている。第1戦で足りないものは何もなかった。アヤックスには現在スピードがあり、優れた若手選手がいることは知っていたよ。プレッシャーをかけてくるし、ボールを放り込むことはしない」。

「ユーベはやるべき試合をしたと言える。1-1は好都合な結果だったし、何も足りないものはなかった。明日も完璧な試合をして準々決勝を突破し、次の難敵に挑めることを願っている。ユーベは現在、欧州CL優勝候補の一角であると言える」

■「C・ロナウド級の選手が何人もいた」

 続いてイタリア人指揮官は、自身がユーベを率いていた頃と現在を比較した。世界最高峰のFWクリスティアーノ・ロナウドを擁するユベントスだが、リッピ氏の時代には、トップクラスの選手が複数いたと語っている。

「私の指揮下には、“C・ロナウド”が何人もいた。名前は違うが、(パオロ・)モンテーロ、(アレッシオ・)タッキナルディ、(アンジェロ・)ディ・リービオ、(モレノ・)トリチェリ、(アンジェロ・)ペルッツィ、(アントニオ・)コンテらがいたよ。フオリクラッセ(規格外の選手)は重要だが、それよりも重要なのは固い基盤だと考える。私の頃の基盤は本当に固かった」。

 さらにリッピ氏は、ユーベの現指揮官マッシミリアーノ・アッレグリとの共通点を列挙した。

「私とアッレグリの共通点は複数ある。まずトスカーナ出身であること。それに両者とも45歳前後でビッグクラブを指揮し、マックスはミランで、私はユーベでスクデットを獲得した。技術面でも共通性がある。マックスは試合中にシステムや選手の変更を非常に好むが、私も同じだ」。

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