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痛かったキーマンの負傷…敗因を語るユベントス指揮官

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敗因を語るマッシミリアーノ・アッレグリ監督

[4.16 欧州CL準々決勝第2戦 ユベントス1-2アヤックス]

 ユベントス(イタリア)は16日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦でアヤックス(オランダ)とホームで対戦し、1-2で敗れた。2試合合計2-3とされ、ベスト8敗退が決定。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトを通じ、試合を振り返っている。

 10日に開催されたアウェーでの第1戦を1-1で終えていたユベントスは、0-0の引き分けでも突破が決まる状況だった。前半28分にCKからFWクリスティアーノ・ロナウドが頭で叩き込み、幸先よく先制したが、同34分にアヤックスのMFドニー・ファン・デ・ベークに同点弾を献上。後半22分にはCKからDFマタイス・デ・リフトにヘディングを決められ、相手に22シーズンぶりの準決勝進出を許すことになった。

 アッレグリ監督は90分を振り返り、アヤックスの後半の戦いをポイントに挙げている。「特に後半、明らかにアヤックスの方が勝利に値した。(前半の)彼らの同点ゴールは少し幸運だったと思うが、ハーフタイムでの休憩後、非常によくプレーしていた」と称えた。

 逆に自チームについては「前半は我々も上手くプレーしていた。しかし、後半は十分な忍耐力がなく、チームがバラバラになった。アヤックスに中盤を支配されてしまったのはとても残念だ」とコメントしている。

 その原因の1つとして、ハーフタイム中に負傷交代したFWパウロ・ディバラの存在を取り上げた。「ディバラは攻撃では危険な存在にはなれていなかったが、デ・ヨングをケアする素晴らしい仕事をしていた」と言及。続けて「(代わりに入った)キーンは攻撃面で貢献してくれたが、ディバラの交代後、アヤックスの中盤の選手たちにより多くの自由を与えてしまった」と悔やんだ。

 ユベントスは国内で圧倒的な強さを見せながらも、1995-96シーズン以来の欧州CL制覇にはまたしても届かなかった。指揮官は自身の去就について「もう会長と話し合った。私は来季もユーベに残る。すでに新シーズンに向けて計画しているよ」と、続投を明言している。

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