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“アジアの金字塔”打ち立てたソン・フンミン「VARに悩まされることもあるけど…」

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VARにも言及したFWソン・フンミン

 韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム)は17日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦でアジア国籍選手としての大会最多ゴール記録を塗り替えた。試合後、『BTスポーツ』へのフラッシュインタビューで「こんな試合を見たことがない。タフでクレイジーだった」と振り返った。

 ソンは0-1で迎えた前半7分、スルーパスのこぼれ球を拾って右足シュートを放つと、GKエデルソンの左足に当たったボールがネットへ。さらに前半10分、カウンターからMFクリスティアン・エリクセンのパスを受けて右足を振り抜き、瞬く間に試合を優位に進める2得点を沈めた。

 このゴールにより、大会通算得点は12。かつてディナモ・キエフなどで活躍したウズベキスタンのマクシム・シャツキフ氏(40)の大会通算11ゴールを上回り、アジア人の欧州CL最多得点記録を更新した。

 そのまま打ち合いが続いた試合は白熱した展開。トッテナムFWフェルナンド・ジョレンテのゴールがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の助言を経ても認められた一方、マンチェスター・CのゴールがVARの助言で取り消されるという出来事もあり、かろうじての勝ち抜けとなった。

「ときどきVARに悩まされることはあるけど、今日は感謝している」。新テクノロジーへの距離感をそう表現した韓国代表FWは「いまの感情を説明するのは難しいけど、選手たちはみんな良い個性を発揮した。本当に、本当にハードに戦って準決勝に行くことができたんだ」と充実した様子で語った。

 なお、ソンはアヤックスとの準決勝第1戦は累積警告で出場停止。マンチェスター・C戦でイエローカードを受けた場面では大きく悔しがる様子を見せており、「プレーできなくて残念だ」と述べている。

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