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クロップ、CL準決勝バルサ戦に「まだそのことを考えるべきではない」

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プレミア制覇にも意欲を示すユルゲン・クロップ監督

[4.17 欧州CL準々決勝第2戦 ポルト1-4リバプール]

 リバプール(イングランド)は17日、アウェーで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦でポルト(ポルトガル)を4-1で下し、2試合合計6-1で2年連続のベスト4進出を果たした。準決勝の相手はバルセロナに決まったが、ユルゲン・クロップ監督はその試合の前に、プレミアリーグ制覇に向けて力を注ぐ必要があると強調している。英『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 ホームでの第1戦を2-0で制していたリバプール。前半26分にFWサディオ・マネ、後半20分にFWモハメド・サラーのゴールで2点を先行すると、同24分に1点を返されたが、同32分にFWロベルト・フィルミーノ、同39分にはDFフィルヒル・ファン・ダイクがダメ押し弾を奪い、終わってみれば合計スコア6-1の大勝となった。

 クロップ監督は「事実として、リバプールとバルセロナの一戦はとてもいいニュースだ。選手たちのことは本当に誇りに思うし、成し遂げてきたことは素晴らしいものだ」とバルセロナとの準決勝を歓迎しつつ、試合について次のように振り返っている。

「今回の結果がこの2試合の内容を反映しているとは思わない。最初の試合はこちらが明らかに優れており、ゲームを支配していたし、ポルトにとっては難しい試合になっただろう」

「だが、今日は逆だった。ポルトはダイレクトプレーを多用してきて、観客とも一体になって私たちに迫ってきた。会場の雰囲気はとてもよかったし、彼らはそれをうまく使っていた。あれには苦しめられたよ」

「ポルトは早い段階でゴールが必要だったが、得点できなかったせいでインテンシティが少し落ちた。一方で、私たちはインテンシティを保ち続けた。それは別に、私たちがサッカーのやり方を忘れてしまったということではない。難しい試合でも、私たちの強みは出せる。だから今とても喜んでいるよ。勝ち抜けることが重要だったのだから」

 準決勝第1戦はバルセロナの本拠地カンプ・ノウで4月30日に行われる。ただ、クロップ監督は「日曜日(21日)にはカーディフ戦がある。私は今そのことしか考えていないし、明日もそうだ」と言及。まずはプレミアリーグでの戦いに視線を向けている。

「バルセロナ戦までには、まだ時間がある。試合自体は楽しみだし素晴らしいことだが、今日考えるべきではない」

 リバプールは現在、リーグ戦で1つ消化試合の少ない2位マンチェスター・シティと勝ち点2差の首位。プレミア制覇も見据えるクロップ監督は「次の強度の高い試合に向けて、私たちは準備を整えなければならない。カーディフは昨日の試合でも勝利しており、レースに戻ってきている。だから彼らも残留のため全力で戦いに来るはずだ。今日の試合よりも強度が低くなるとは思わない。それこそが私たちの次に取り組むべき仕事だ」と気を引き締めた。

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