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日本高校選抜、いよいよ初戦!選手権で高評価されたMF天笠は世界で「もっとできることも見せたい」

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選手権以上のプレー、そして優勝を目指す日本高校選抜MF天笠泰輝(青森山田高→関西大)

 日本高校選抜、いよいよ初戦! 欧州遠征中の日本高校選抜は現地時間18日19時(日本時間19日2時)、第57回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)開幕試合でボルシアMG(ドイツ)と対戦する。日本高校選抜は開幕試合を控えた18日午前にデュッセルドルフ市内のグラウンドで最終調整。クロスバー当てなどゲーム感覚のメニューを笑顔で行った後、オフェンスディフェンス、セットプレーの確認まで汗を流した。

 1月から活動を行ってきた日本高校選抜の集大成と言える大会が開幕する。第97回全国高校サッカー選手権の優秀選手と予選敗退校の有力選手たちが競争しながら力を磨いてきたチームは、いよいよ本番を迎える。

 高校選手権の優勝校・青森山田高(青森)からは最多となる5選手が高校選抜入り。チームの中核となっている彼らは、選手権優勝校の代表選手として世界で活躍する意気込みだ。MF天笠泰輝(青森山田高→関西大)は「ここに来たかった人は山田の中にもたくさんいますし、今ここに5人いるんですけれども、他の人たち以上に自分たちが山田の代表として頑張っていければいいと思っています」と力を込めた。

 天笠は選手権決勝で青森山田の全3得点を演出。相手の嫌なところにボールを運び、ポジショニングよくボールを奪い取るボランチは、MVP級の活躍で青森山田の全国制覇に貢献した。青森山田のチームメートや前橋FC時代のチームメートであるMF秋山裕紀(前橋育英高→新潟)がプロ入りする中、自分は大学へ進学。プロ入りする選手たちとの差が開いてしまうのではないかと不安を募らせたこともある。それでも、強豪・関西大でプレーすることがベストの選択だったことを示すため、切り替えて、高校選抜、関大で意識高くトレーニングを行ってきた。

 天笠にとってデュッセルドルフ国際ユース大会は選手権で見せた実力がホンモノかどうか示す舞台であり、それからの成長を示す舞台でもある。「この2か月、3か月でどこまで成長したのかを見せたいです。あのプレーは『ホンモノだったな』と見せたいですし、あのプレーよりも『もっとできる』ことも見せたいですし、自分の中では期待以上のプレーというのをいつもこだわっているので、それを見せられたらいいと思っています」と気合十分だ。

 最終調整を終えた天笠は持ち込んでいる青森山田時代のサッカーノートを見返して初戦に臨むという。黒田剛監督やコーチ陣のピッチ内外での言葉、練習での指摘を記したノート。「山田でやってきたことは間違っていなかったですし、誰よりも成長したと思っている。(黒田剛)監督や正木(昌宣)さんから教わってきたものは世界で通用するものだと思っているので、サッカーノートを見返してやっていけば、きょうの試合でも成長できると思う」。青森山田での3年間の集大成として世界に挑む。

「史上最悪のボランチ」。ほぼ1年前の昨年5月、プレミアリーグEASTの柏U-18戦、天笠は後半半ばで途中交代。その試合のハーフタイムに黒田監督から言われた言葉は今も自分のエネルギーになっているという。「頭で思い出せば『やってやる』という気持ちになる。今思えば、それを言われてなかったら、こんなに頑張っていなかった」。過信することなく、自分を磨いてきたMFは世界を相手に本気で戦って、課題を持ち帰ってまた成長をするつもりだ。

 高校選抜では中学時代のパートナー、秋山のサポートによって、自分の良さを引き出してもらっている感覚がある。青森山田で優勝し、高校選抜でも優勝へ。そのために大事な初戦で自分の特長を発揮し、好スタートを切る。

(取材・文 吉田太郎)
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第57回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会公式サイト(別サイトに移動します)

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