beacon

ELベスト4出揃う…イングランド勢は35年ぶりの偉業達成

このエントリーをはてなブックマークに追加

辛くも勝利したチェルシー

 ヨーロッパリーグは18日に準々決勝第2戦を行い、4強が出揃った。

 チェルシー(イングランド)対スラビア・プラハ(チェコ)は、壮絶な試合となった。スラビア・プラハのホームで行われた第1戦は、1-0でチェルシーが勝利。その勢いのまま前半5分にFWペドロ・ロドリゲスのゴールで先制したチェルシーは、9分にオウンゴール、17分にFWオリビエ・ジルーが追加点を挙げ、一気に突き放した。

 チェルシーは前半25分に1点を返されたが、2分後にペドロがゴールネットを揺らし、前半を4-1で折り返したが、後半6分、9分と立て続けに失点。スラビア・プラハの勢いに押され始める。しかし、終盤にイエローカードを受ける機会が多くなったものの、なんとかリードを守り抜いて4-3で勝利。2戦合計5-3で準決勝進出を決めた。

 MF長谷部誠の所属するフランクフルト(ドイツ)はホームでベンフィカ(ポルトガル)と対戦。第1戦を2-4で落としたが、MFフィリプ・コスティッチとMFセバスティアン・ローデのゴールにより2-0で完封勝利をおさめ、アウェーゴール差で上回って逆転でベスト4入りを果たした。

 そのほか、アーセナル(イングランド)がFWアレクサンドル・ラカゼットのFK弾によりナポリ(イタリア)を1-0で下し、2戦合計3-0で準決勝へ。バレンシアビジャレアルによるスペイン勢対決は、バレンシアに軍配が上がった。

 データサイト『オプタ』によると、ヨーロッパの主要大会でイングランドのクラブが準決勝に4クラブ(CL:リバプールとトッテナム、EL:チェルシーとアーセナル)残ったのは、1983-84シーズン以来35年ぶりのこと。そのシーズンはCL(チャンピオンズカップ)でリバプール、ELでトッテナムが優勝している。

 なお、準決勝は第1戦が5月2日、第2戦が同9日に行われ、アーセナルはバレンシアと、チェルシーはフランクフルトと対戦する。

【準々決勝】
[第2戦]
(4月18日)
ナポリ 0-1 アーセナル
※2戦合計3-0でアーセナルが準決勝進出
バレンシア 2-0 ビジャレアル
※2戦合計5-1でバレンシアが準決勝進出
フランクフルト 2-0 ベンフィカ
※2戦合計4-4、アウェーゴール差でフランクフルトが準決勝進出
チェルシー 4-3 スラビア・プラハ
※2戦合計5-3でチェルシーが準決勝進出

【準決勝】
[第1戦]
(5月2日)
アーセナル vs バレンシア
フランクフルト vs チェルシー

[第2戦]
(5月9日)
バレンシア vs アーセナル
チェルシー vs フランクフルト

●ヨーロッパリーグ(EL)18-19特集
●プレミアリーグ2018-19特集
●注目試合をチェック!!“初月無料”DAZNでライブ配信中

TOP