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EL敗退も…ナポリ監督アンチェロッティ「素晴らしいチームに出会い、ポジティブな1年」

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 ナポリの指揮官カルロ・アンチェロッティが、18日のアーセナル戦終了後、インタビューに応じて敗戦の弁を述べた。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ナポリは18日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝アーセナル戦のセカンドレグにホームで臨んだが、0-1と敗れた。優勝候補の一角とされていたナポリだが、0-2と完敗したファーストレグの結果を覆すことはできず、準決勝を前に姿を消すこととなった。指揮官のアンチェロッティは敗退に悔しさをにじませた。

「勝負が続いたのは30分間だった。アーセナルはプレッシャーをかけに来たので難しかったが、先制点のチャンスは2度あった。当然、このような試合においては、そのチャンスをつかむ必要がある。相手に先制されると(逆転が)不可能な状況になり、自然と自信を失ってしまった」

 61分、途中交代を命じられたFWロレンツォ・インシーニェが不満の表情を見せて、ボトルを蹴り飛ばした。アンチェロッティは、采配に対する不満でないことを強調した。

「試合が良くない展開だったことにがっかりしていたためであり、もちろん交代とは関係がない。今は前を向いて、次の試合で良いパフォーマンスを見せて2位の座を固めていきたい。さらに来シーズン以降においても良い成績を収めることを考えたい」

■今後、実りを迎える若いナポリ

 なおナポリの敗退により、チャンピオンズリーグおよびELからイタリア勢がすべて姿を消した。

「ユベントスはヨーロッパの舞台で良い成績を残しており、敗退は偶然だったと考える。だが我々については状況が違う。移籍市場において若手選手に投資しており、今後、実りを迎えるだろう。例えば今日(アレックス)メレトは、若いがゆえにミスを犯したが、彼は偉大なGKだ。ファビアン(ルイス)も同様だ」

 最後にナポリ指揮官は、今シーズンを総括して今後を見据えた。

「素晴らしいチームに出会い、クラブも私を支え、守ってくれる。総括して、非常にポジティブな1年だった。全員でここからスタートして、来年はさらに重要なものを作り上げていきたい。批判はあるだろうが、雑言とは風に流されてしまうものだ」

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