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「僕がマークされるのは分かっている」本田が優勝への鍵を語る

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優勝への鍵を語ったMF本田圭佑

[4.19 Aリーグ第26節 アデレード1-0メルボルンV]

 オーストラリア・Aリーグ第26節が19日に開催された。MF本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリーは敵地でアデレード・ユナイテッドと対戦し、0-1で完封負け。前日に2位シドニーFCが勝利していたため、メルボルンはレギュラーシーズン3位でファイナルシリーズに進出することが決まった。

 リーグ戦7試合連続でスタメン出場し、90分間プレーした本田。前半43分に縦パスから味方のチャンスを演出するなど、中盤でメルボルンの攻撃を構築した。ただ、自身のパフォーマンスには納得がいっていないようだ。

 有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)で配信されている試合後インタビューによると、本田は「もうちょっとチャンスをクリエイトしないといけなかったし、できたと思っています」と振り返り、「最後のいわゆるアシストであったり、アシストの手前のパスであったり、もう少し効果的なチャンスをつくるプレーの質を高めなきゃいけなかったです」と反省を口にした。

 メルボルンは一時パース・グローリーと首位争いを演じていたが、シーズン終盤に失速し、1試合を残して3位が確定。5月3日から始まる上位6チームによるファイナルシリーズで、シーズン総合優勝を目指すことになる。

 本田は現在のチーム状況について「リズムに乗れないので、下馬評的には優勝できないと思います」と冷静に分析。もちろん勝負を捨てているわけではない。

 優勝するために「みんなが1つ壁を乗り越えないといけない。僕はそこに向けて集中して準備したいと思っています」と語り、「僕はマークにつかれるのは分かっているので、それでもはがせるようにならないといけない。それが個人の課題やと思っています」と先の戦いを見据えた。

※有料メルマガのコメントは許可を得た部分を使用しています。

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