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原口元気、運命の古巣ヘルタ戦に向けて意気込む…監督に「ゴールを決めると誓った」

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古巣戦に意気込むMF原口元気

 最下位に沈むハノーファーは現地時間21日に行われる次節ではヘルタ・ベルリンとのアウェーマッチに臨む。ドイツメディア『シュポルトバザー』のインタビューに応じた日本代表MF原口元気は古巣対決は運命を「決定付ける」と語った。

 ハノーファーはブンデスリーガ第29節消化時点14ポイントで最下位に低迷。プレーオフに回る16位シュツットガルトとの差は「7」、15位シャルケとの差はすでに「13」に広まっている。もはや絶望的な状況に「もちろんチームの一員として責任を感じます」と認める原口だが、「それでもまだすべてが終わったわけではないです」と強調し、ヘルタ戦に向けてこのように述べた。

「まだあと5試合を残しています。5試合ではまだたくさんのことが起こり得ますし、すべてが変わることもあります」

「次の試合が決定付けることになります。ここで3ポイントを獲得できなければ状況が非常に厳しくなる」

 原口によれば「直近の5試合を見れば、それほどの差がなかったことが分かりますし、それを次につなげられると思います」とのこと。公式戦8連敗と不振が続いている要因については、自信の欠如が大きな影響を及ぼしていると考えているようだ。

「自信に関しては、自分も試合のなかで目にしています。スコアが0-0だと、まだ可能性を信じている様子が伝わってきますが、失点した途端に同僚たちの顔から自信がなくなっていくのが目に見えてわかるんです。なので、まずは失点しないことを重視すべきかもしれませんね。それができなかったといって、集中力を切らすわけにはいきません」

 また3年半在籍したヘルタについて問われた原口はこのように返答した。

「素晴らしいクラブで素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。僕にとって思い出深い相手との試合になります。(トーマス・ドル)監督にも午前中の練習で何年ベルリンにいたかなど聞かれました。僕に期待できるかとも聞かれた際『ゴールを決めて見せる』と誓いました」

 原口は昨年夏に加わってから4アシストを記録。現在調子を落としている古巣ヘルタ相手に、ハノーファーでの初ゴールとなる恩返し弾を挙げられるのだろうか。

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