レアル・マドリーで躍動していたFWビニシウス・ジュニオールが、間もなく戻ってくるようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

　3月5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグのアヤックス戦に先発し、35分に負傷交代を強いられていたビニシウス。右足脛腓骨関節の靭帯断裂が確認され、最低2カ月間の離脱が見込まれていた。

　しかし、ビニシウスはその後かなり速いペースで回復しており、既にトレーニングにも復帰。とはいえ、若きブラジル代表FWが欠場している間に再任したジネディーヌ・ジダン監督は、復帰を急がせることは好んでいないようだ。それでもビニシウスは約1カ月半でコンディションを上げており、復帰は間もなくだという。

『マルカ』によれば、25日に行われるリーガ・エスパニョーラ第34節、日本代表MF柴崎岳の所属するヘタフェとのアウェーマッチで、多少のプレー時間を与えられる可能性があるとのことだ。

　サンティアゴ・ソラーリ前監督の下で重用され、不振にあえぐクラブの中でも輝きを放っていた18歳のビニシウス。来シーズンに向けた大型補強も噂されているが、残りのシーズンでジダン監督の信頼を得ることはできるのだろうか。

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