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ルーキー荒木V弾!広島、”ハードタックル”大邱を連続完封!!3連勝でグループ首位に浮上

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荒木隼人の決勝ゴールで広島が敵地で大邱を破った

[4.23 ACL第4節 大邱0-1広島]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の第4節で、グループFのサンフレッチェ広島は敵地で大邱FC(韓国)と対戦し、1-0で勝利した。前半34分に決まったDF荒木隼人のゴールが決勝点になった。3連勝で勝ち点を9とした広島は、グループ首位に立った。

 広島は初戦の敵地での広州恒大戦を落としたものの、第2節で本田圭佑擁するメルボルン・ビクトリーにホームで勝利。リーグ戦と上手くターンオーバーでメンバーを使い分け、安定した守備を武器に両大会で好調を維持している。ACLのF組は、3節を終えて広島を含む3チームが勝ち点6で並ぶ大混戦。広島としては敵地で同勝ち点の大邱を破るとなれば、グループリーグ突破に大きく近づくことになる。

 前半から両チームが球際の激しさを見せる展開。広島はDF水本裕貴とMF川辺駿にカードが出た一方で、大邱のハードタックルにはカードが出ない“アウェーの洗礼”を受けたものの、積極的に大邱ゴールを目指していく。

 すると前半34分、左サイドでCKを獲得すると、MF森島司がニアに蹴る。そこに走り込んだ荒木がダイビングヘッドで合わせて、先制点を奪った。荒木は今季より関西大から加わったルーキー。広島ユース出身の出戻り選手が、嬉しいプロ初ゴールを決めた。

 後半に入ると、ホームで負けるわけにいかない大邱が圧力を強めてくる。ただ広島は後半23分に1人目の交代としてイエローカードを貰っている水本を下げるなど、冷静に大邱の攻撃に対応していく。終盤に進むと大邱のプレーはより荒々しさを増したが、広島は固い守備で跳ね返し続ける。4月10日のエディオンスタジアムでの対戦に続く完封で、大邱に連勝した。

 グループFは3連勝で勝ち点を9に伸ばした広島が首位に浮上。敵地でメルボルンと引き分けた広州が同7で2位。大邱は同6で3位。初勝ち点を挙げたメルボルンだったが、敗退が決まっている。5月8日の第5節で広島はホームで広州と、大邱はホームでメルボルンと対戦。広島は次節にもグループリーグ突破を決める可能性がある。

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