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川崎Fは2連勝で自力突破へ…復帰した中村憲剛「底力がついてきている」

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怪我明けで先発復帰したMF中村憲剛

[4.23 ACLグループH第4節 川崎F2-2蔚山 等々力]

 公式戦4試合ぶりに帰ってきた。川崎フロンターレMF中村憲剛はACL通算41試合目の出場となり、GK曽ヶ端準(鹿島)に並ぶ日本人選手6位タイに浮上。4-2-3-1のトップ下で先発すると、4-4-2に変更した後半開始からはボランチに下がり、後半34分までプレーした。

 1点ビハインドで迎えた後半は相手のシュート2本に対し、川崎Fが12本のシュートを浴びせる展開。攻勢を強めて同点に追いつくと、終了間際も攻め立てた。ホームでドローという結果を手放しには喜ばなかったが、選手たちは内容への手応えを口にした。

「追いついて、最後はいけるか?というところまで持っていった。このチームに底力がついてきていると思う」。そう手応えを語った中村は「逆転する雰囲気はあった。下を向かずに積み上げられたのは、次につなげないといけない。残り2試合に勝てば十分可能性はある」と指摘した。

 他会場では上海上港とシドニーFCも引き分けたため、残り2試合で連勝すれば自力でグループステージ突破を決めることができる。4試合を消化し、勝ち点8の蔚山現代がH組首位。上海上港が同5、川崎Fが4、シドニーFCが3で追う状況。「総力戦で進んでいくしかない」。第5節は5月7日に行われ、2位上海上港をホームに迎え撃つ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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