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一撃必殺スルーパス炸裂! 川崎F大島僚太「誰か動いているな、ぐらい」

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痺れるパスを繰り出したMF大島僚太

[4.23 ACLグループH第4節 川崎F2-2蔚山 等々力]

 必殺スルーパスが炸裂した。MF大島僚太が復帰し、川崎フロンターレに攻撃のリズムが戻ってきている。14日のJ1第7節鳥栖戦(1-0)で左太腿痛から約1か月ぶりに復帰すると、公式戦3試合連続でゴールを演出した。

 前半8分、右CKの流れでパスを受けた大島は左足で強めのスルーパスを供給。FW小林悠の足元につけ、先制ゴールをアシストした。迷いなく守備網の間にキラーパスを通した大島はこのシーンの視野について、「誰か動いているな、ぐらいでした。動き的に悠さんかなと思いました」と振り返った。

 先制後に2失点を喫したが、後半は盛り返し、試合は2-2のドロー決着。2連覇中の王者にとってもAFCチャンピオンズリーグはJ1とは異なる難しさがあり、大島はACL攻略のイメージについて次のように語った。

「相手の体の大きさ、強さ、速さはJリーグではあまりない。一人で剥がしきれない部分もあったりする。より一人ひとりの距離を近づけることによって剥がせることもあると思う。ボールに関わる人数を含めて、押し込むためにはそれが必要かなと思います」

 グループステージは残り2試合。他会場で上海上港とシドニーFCも引き分けたため、連勝すれば自力の突破が可能。「自分たちがやるべきことは明確になった」と前を向いた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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