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横浜FM、ルヴァン杯初勝利で2位に浮上! 湘南は最下位に転落

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[4.24 ルヴァン杯グループA第4節 横浜FM1-0湘南 ニッパツ]

 ルヴァン杯は24日、各地で第4節を行った。ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノス湘南ベルマーレを1-0で下し、今季ルヴァン杯初勝利。A組最下位から2位に浮上した。

 横浜FMは20日に行われたJ1第8節札幌戦(0-3)から続けてMF天野純、DF畠中槙之輔らを起用し、先発7人を変更。MF山田康太が4-3-3のアンカーを務めた。対する湘南はDF杉岡大暉を3バックの左で起用し、19日の川崎F戦(0-2)からは7人を入れ替えた。[スタメン&布陣はコチラ]

 最初にペースをつかんだ湘南は左アウトサイドで先発したMF鈴木冬一が序盤からシュートを連発すると、前半23分に決定機。相手のパスミスを奪った鈴木がそのままドリブルで仕掛け、スルーパス。FW中川寛斗がGKとの1対1から右足シュートを打ったが、飯倉大樹に寄せられ、わずかにゴール左に外れた。

 徐々に横浜FMが押し返し、前半28分、FW遠藤渓太の左クロスをMF三好康児が右足ダイレクトで狙ったが、ゴールライン際でブロックされた。35分には高い位置でボールを奪取したFWイッペイ・シノヅカがワンツーの形で抜け出し、右後方からクロスを供給。飛び込んだ遠藤はミートできなかったが、次のチャンスで試合を動かした。

 前半40分、遠藤がMF古林将太のファウルを誘い、PKのチャンスを獲得。キッカーはFW大津祐樹。右足でゴール左隅を狙ったキックはGK富居大樹が横っ飛びで弾いたが、跳ね返ったボールを左足で押し込んだ。

 後半も拮抗した展開が続き、互いに交代カードを切る。湘南は後半12分、古林を下げてDF山根視来を投入。横浜FMも後半17分、天野に代わってMF扇原貴宏が送り込まれ、アンカーの位置に入った。横浜FMはプレスからの鋭いカウンター攻勢で押し込む時間帯が続く。

 後半25分、2枚目の交代枠でFW仲川輝人を投入すると、後半28分にビッグチャンス。三好がフィードを送り、背後に抜け出した仲川がトラップで収めると、GKとの1対1から左足ループを放ったが、ゴール上へ。すると、直後に横浜FMはアクシデントに見舞われた。

 後半31分、DF小野田将人がDFドゥシャンに倒されて湘南がFKを獲得すると、ドゥシャンが小野田に詰め寄り、レッドカードを提示された。湘南は数的有利に立ったが、最後までゴールをこじ開けられず、そのまま0-1で敗戦。公式戦5試合未勝利となり、A組最下位に転落した。


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