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「あまりにも守備が強い」韓国紙が広島の堅守を絶賛!連敗の大邸FCは「16強進出に黄信号」

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韓国紙が広島の堅守を絶賛

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第4節が23日に行われ、サンフレッチェ広島が韓国の大邸FCを1-0で下し、グループ首位に躍り出た。韓国メディアは、広島の堅守に賛辞の言葉を送っている。

 大邸FCとの2連戦となった広島。直近のリーグ戦でFC東京との無敗対決に敗れ、リーグ首位から陥落していたが、ACLに引きずらず。守勢にまわる展開も多かったが、34分にCKからDF荒木隼人が頭で決めた1点を守りきり、大邸FCとの連戦で連勝を記録した。

 韓国紙『スポーツソウル』は、大邸FCが「日本遠征に続いて、本拠地でもサンフレッチェ広島のゴールを最後まで開くことができなかった。180分間無得点である」ことを指摘。「グループ3位となり、16強進出に黄信号が灯った」と、痛恨の連敗に厳しい言葉を投じた。

 この試合で大邸は、ふくらはぎ負傷のため欠場が濃厚とされたエースのエドガルを先発出場させた。「Kリーグを代表する“サンバデュオ”であるエドガルとセシーニャは広島のゴールを開くために死力を尽くしたが、意味を成さなかった」と酷評。「エドガルは長所である制空権を活用して何度もヘディングシュートで相手ゴールを狙った。セシーニャは専売特許である右足FKでゴールを脅かしたが、結局は広島の硬い守備を崩すことができなかった」と広島の堅守に苦しんだと記した。

「大邱は無得点を打ち破るために、後半の半ば以降に交代カードを活用して、新たな戦略を駆使した。セシーニャに代わって長身ディフェンダーのチョン・テウクを投入し、パワープレーで広島を攻略しようとした。しかし、広島は相手の戦略を看破してボール支配率を高めながら、大邱の戦略を上手く攻略した」

 またも、無失点で白星を手にした広島に対しては「伝統的な攻撃より守備に強みを見せるチーム。今季もリーグ戦8試合で4ゴールだけを許しているが、18クラブのなかで最少失点を記録している」と評し、「あまりにも守備が強いので、わずか1点だけを入れても勝利を手にする試合が頻繁にある。それほど経済的なサッカーをしている」と賛辞を送った。

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