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日本高校選抜伝統のキャプテンマークを引き継ぐGK飯田雅浩「責任と自覚を持って戦って欲しい」

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日本高校選抜のキャプテンを務めたGK飯田雅浩(青森山田高→国士舘大)。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 第97回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜は4月13日から24日まで欧州遠征を行い、第57回デュッセルドルフ国際ユース大会(ドイツ)に出場。6位で大会を終えた。

 GK飯田雅浩(青森山田高→国士舘大)は、青森山田高(青森)の主将として第97回全国高校サッカー選手権で同校を2年ぶりの全国制覇へ導いた守護神。19年日本高校選抜でも主将を務め、デュッセルドルフ国際ユース大会では毎試合のようにファインセーブを見せていた飯田が、高校選抜の活動の感想と日本高校選抜や選手権を目指す高校生たちへのメッセージ、そして今年の意気込みなどを語った。

以下、飯田コメント
―高校選抜の活動を振り返って。
「自分は高校生になってから海外でサッカーをするのは2回目で、1回目は(1年生の冬に)イギリスに行ったんですけれども、正直何もできませんでした。でも、今回の遠征では、自分の良いところも出せたし、悪いところもはっきりと出て、収穫の多い遠征になったのかなと思いますし、通用する部分もあるんだなと感じました」

―日本高校選抜伝統のキャプテンマーク(歴代の主将の名前が書き込まれている)を次の代のキャプテンへ繋ぐ。
「今年だと4058校を代表してキャプテンをやらせてもらっていて、責任あるプレーを求められていたと思います。来年のキャプテン、選手たちも責任と自覚を持って戦って欲しいと思います」

―高校選抜や選手権を目指す高校生たちへメッセージをお願いします。
「ボクも高校2年生から高校3年生になった時に『絶対に高校選抜に入りたい』と思ってやっていました。ここを目指して欲しいという気持ちもありますし、同じ年代のJユースの選手たちに負けずに、高体連の選手たちが引っ張って行けるような、そんな高校サッカーにしてもらいたいです」

―今年1年や、その先へ向けた意気込みを。
「自分は国士舘大学に入学して今は第3GKという立場なので、今年中には少しでも試合に出れるように努力をしていきます。あと、国士舘の(前田隆司)GKコーチは元々プロの選手を教えていた方で、自分がヴェルディのジュニアだった時のトップのGKコーチで吸収できる部分も多いと思うので、しっかりと経験を重ねて1年間やっていきたいです」

―具体的な目標は?
「関東リーグ出場と全日本選抜に入りたいです」

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018
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第57回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会公式サイト(別サイトに移動します)

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