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「経験、勝者のDNA、チーム内での影響力」インテルCEOが補強ポイントを明言

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インテルの補強ポイントは?

 インテルのジュゼッペ・マロッタCEOがイタリア国営放送『RAI』のラジオ番組『ラディオ・アンキオ・スポルト』に出演し、クラブの内部事情について明かした。

 3位の座を固めつつあるインテル。14日にセリエA第32節でフロジノーネと対戦した際には、クラブとの対立によりロッカールーム内で孤立していたFWマウロ・イカルディが同僚のFWイバン・ペリシッチにPKを譲っており、注目を集めていた。これについてマロッタCEOは「状況は完全に修復された」と語り、騒動の収束を宣言している。

「素晴らしいことだ。チームの目標に向けて、ロッカールーム内が一致団結している証拠だろう。(イカルディにまつわる)状況は完全に修復された。これもカルチョの一部だ。選手たちは友人である必要はないが、真摯なプロフェッショナルでなくてはならない」

 続いてインテルCEOは、今後のイカルディの去就について言及した。

「確率を伝えるのは常に難しいことだ。彼はプロとして素晴らしい経験を積んでおり、重要な宝だ。現役選手の中で最高峰レベルの選手だ。彼に関するあらゆる判断は、しかるべきときに行う。クラブだけでなく、選手の意見も考慮しなければならない」

 インテルは、来シーズンに向けてアトレティコ・マドリーに所属するDFディエゴ・ゴディンとの交渉を続けていると言われているが、マロッタ氏は補強ポイントを明かした。

「メルカートでは、経験や勝者のDNAの側面から補強を検討している。交渉しているゴディンは、これらすべての要素を兼ね備えている選手だ。さらにロッカールームでチームメートに影響力を与えることのできる選手も探している」

 最後にインテルCEOは、古巣ユベントスとのギャップについて自身の見解を示した。

「ユーベはイタリアで今後も長年、主役の座を演じるだろう。その差は著しく、財政面だけの問題ではない。ユベントスは成績や財政だけでなく、振る舞いにおいても勝者としての模範であると言える。ユーベは成長し、他のクラブは追いつくことができない。ユーベの威力には疑問の余地がなく、セリエAにおける覇権はあと数年にわたって続くだろう」

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