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「日頃の行いが良いのかな」横浜FM大津祐樹、ルヴァン初勝利呼ぶ決勝PK弾

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決勝点を挙げたFW大津祐樹

[4.24 ルヴァン杯グループA第4節 横浜FM 1-0 湘南 ニッパツ]

 昨年ファイナルで敗れた湘南を沈める一撃となった。FW大津祐樹のPK弾が決勝点となり、横浜F・マリノスが今季ルヴァン杯初勝利。負ければグループステージ突破が厳しくなる状況だっただけに、「チームとしてここは絶対に勝たないといけなかった」と会心の勝利を喜んだ。

 前半40分にPKのチャンスを獲得すると、大津がペナルティスポットについた。右足でゴール左隅を狙ったキックはコースを読んだGK富居大樹に横っ飛びで弾かれたが、自ら跳ね返りに反応。「自分のところに転がってくる感じに見えた。PKよりも近い位置からシュートを打てるな」と、冷静に左足で押し込んだ。

「一発で決めなきゃいけないところですけど、点を取れたのは良かった」。殊勲のヒーローは目の前にボールが転がってきたことを冗談交じりに振り返り、「日頃の行いが良いのかな、あそこにこぼれてくるのは。また毎日ひたむきにしっかりやろうと思いました」と笑いを誘った。

 後半34分に退場者が出たが、10人になっても残り時間を耐え、公式戦4試合ぶりとなる勝利をもぎ取った。勝ち点を「5」に伸ばし、グループ最下位から2位に浮上。「リーグ戦に結び付けないと意味がない」と意気込んだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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