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宇佐美、デュッセルドルフに残る可能性は15%?地元紙「ブンデスの器ではない」と辛口

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デュッセルドルフに期限付き移籍中のFW宇佐美貴史

 デュッセルドルフには現在、日本代表FW宇佐美貴史を含む6人の選手たちがレンタルで在籍。それぞれの状況を分析した地元紙『ベストドイチェ・ツァイトゥング』は、宇佐美に関しては厳しい評価を下した。

 ブンデスリーガ昇格組のデュッセルドルフは昨夏に宇佐美やU-21ベルギー代表FWドディ・ルケバキオ、ポーランド代表DFマルチン・カミンスキらをレンタルで獲得。第28節消化時点で1部残留を決めた同クラブだが、早くも来季に向けた補強に迫ることに。そして、『ベストドイチェ・ツァイトゥング』は既に期限付きで加わっている選手たちの今季のパフォーマンスを振り返った。

 そんななか同紙は2017年夏にアウクスブルクから加入して8ゴールを記録するなど1部昇格に大きく貢献した宇佐美についても言及。今季は公式戦21試合に出場し、1ゴール3アシストをマークしているが、「日本人選手はブンデスリーガではもっとずっと上手くできることが期待されていた。それを26歳は最終的には酷く裏切ることになった」と厳しい言葉を向け、次のように続けた。

「シーズン前にクラブが(彼の獲得に)あれほど熱心だったのにも関わらず、ウサミが注目を引き付けたのはヘルタ・ベルリン相手に決めたドリームゴールのみだった。バイエルンやホッフェンハイム、そしてデュッセルドルフでも示されたとおり、ウサミはブンデスリーガの器ではないようだ」

 同紙によると、クラブがアウクスブルクからの再レンタルや完全移籍での獲得に乗り出す可能性は15%だという。それぞれ財政的な理由から今夏以降の残留がほぼ不可能と見られるワトフォードからレンタル中のルケバキオ(0.1%)や今冬にサンプドリアからレンタルで獲得したポーランド代表FWダビド・コウナツキ(10%)より残る可能性は高いとするも、デュッセルドルフ側は残留を望んでいないようだ。

 なお第30節マインツ戦(1-3)は練習で負った負傷により欠場を強いられた宇佐美だが、24日のクラブの発表によると、すでに全体練習に復帰。今季も残りあと4試合となったなかで、アピールチャンスが訪れるのだろうか。

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