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ファンの人種差別行為でモンテネグロに制裁…被害者ダニー・ローズは処分内容に「言葉を失った」

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モンテネグロ戦で人種差別の被害を受けたDFダニー・ローズ

 欧州サッカー連盟(UEFA)は26日、モンテネグロ代表に対し、次のホームゲームの無観客試合と罰金2万ユーロ(約250万円)の処分を科すことを発表した。対象試合は6月7日のEURO2020予選第3節・コソボ代表戦となっている。

 モンテネグロは3月25日に自国で行われたイングランド代表とのEURO2020予選第2節(1-5)で、ホームのサポーターがイングランドのDFダニー・ローズ(トッテナム)、MFラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)、FWカラム・ハドソン・オドイ(チェルシー)らに向かって人種差別的な言葉を浴びせたとして問題となっていた。

 なお、今回の処分について、被害者の1人であるローズは「言葉を失った」と不満を示しているようだ。英『スカイ・スポーツ』を通じて制裁が十分ではないと指摘しつつ、「しかし驚いてはいない。これが我々の現実だ。受け入れなければならないのは残念だと思う」と話しているという。

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