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清武が10年越し“初対戦”も…無得点続くC大阪、昇格組大分崩せずドロー

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C大阪と大分の一戦はスコアレスドロー

[4.27 J1第9節 C大阪0-0大分 ヤンマー]

 J1リーグは27日、第9節を行い、セレッソ大阪大分トリニータと0-0で引き分けた。2連敗中だったC大阪は空中戦以外で好機を作れず、これで3試合連続無得点。昇格組ながら4位につけている大分は4試合負けなし(2勝2分)となった。

 ホームのC大阪は前節清水戦(●0-1)から先発4人を変更。DF片山瑛一、MF奥埜博亮、FW都倉賢、MF高木俊幸が入り、全試合先発中のFW柿谷曜一朗とDF丸橋祐介らが外れた。対する大分は前節G大阪戦(△1-1)と同じ11人を並べ、得点ランキング首位タイの6得点を挙げているFW藤本憲明が最前線に入った。

 互いに3-4-2-1の布陣でミラーゲームの様相を呈する中、飛び道具で主導権を握ったのはC大阪。前半15分、DF木本恭生のロングキックをFW都倉賢が頭で落とし、2009年に退団した地元クラブと10年越しの初対戦となったMF清武弘嗣が決定機を迎えたが大分守備陣がブロック。跳ね返りを狙ったMFレアンドロ・デサバトのシュートも枠を外れた。

 アウェーの大分も徐々にボールを保持できるようになり、リズムを取り戻す。前半31分にはGK高木駿のロングキックから藤本が抜け出し、FWオナイウ阿道につないでチャンスを作った。終了間際は大分が一方的に敵陣でボールを動かし、ダブルボランチのMF島川俊郎とMF前田凌佑が賢いゲームメークを見せた。

 後半は一進一退の攻防。すると後半12分、先にC大阪のロティーナ監督が動いた。最前線で奮闘を見せていた高木を下げて柿谷を投入。大分は同14分、MF小塚和季のクロスにオナイウが飛び込んだが、わずかに頭に合わなかった。同20分にはエリア内で競り勝ったMF高山薫のパスを藤本が受けるも、シュートはGK正面を突いた。

 劣勢を打破したいC大阪は清武のプレースキックが何度もゴール前を襲うが、大分守備陣が身体を張って防ぐ。大分は後半27分、小塚に代わってタイ代表MFティティパンを投入すると、C大阪は同33分にMF松田陸を下げてMF水沼宏太を入れた。なおも攻勢をかける大分は同34分、松本のクロスに藤本が合わせるも大きく枠を外れた。

 その後はロングボールを有効に使ったC大阪が盛り返し、後半41分には大分とのルヴァン杯で得点したFWブルーノ・メンデスを投入。だが同アディショナルタイム、片山のロングスローでチャンスを迎えるもDFマテイ・ヨニッチのヘッドはGK正面に飛んだ。0-1で2連敗を喫していたC大阪はまたも無得点。大分は敵地で大きな勝ち点1を獲得した。

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