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ミュラー、自身の発言を後悔して撤回「ブーメランのように戻ってきた」

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FWトーマス・ミュラーが自身の発言を撤回

 バイエルンの元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、DFBポカール準決勝ブレーメン戦で与えられたPKに関して発したコメントを撤回した。

 ブレーメンは現地時間24日に行われたこの一戦0-2のビハインドから大迫勇也ミロト・ラシツァが続けざまにゴールを挙げて同点に追いつくと、その直後の後半35分にPKを献上。ブレーメンDFゲブレ・セラシエのキングスレイ・コマンへのチャージがファウルと判定され、ロベルト・レバンドフスキがそのPKを沈めたことで、バイエルンに勝ち越しゴールをもたらしている。

 DFB(ドイツサッカー連盟)は翌日、ビデオレフェリーのトップを務めるヨヘン・ドレース氏による声明を発表。同氏はこのPK判定について「正しくない」と認めたうえで、「原則としてこの状況を見直す必要があった。両者(主審とビデオアシスタント)は求めているコミュニケーションをしていなかった」と指摘した。

 そして、試合直後には『ARD』で「ピッチで見る限り明らかなPKだった。キングスレイは腕で押されて、倒れていたからね。ダイブをするやつじゃないし、この決断は正しかった」とのコメントを発していたミュラーだが、この発言を後悔していたようだ。自身のSNSで次のように述べている。

「試合中には明確なPKに見えた。(相手選手が)後ろから押していたように見えたのでね。実際に押していたし、ファウルでもあったと思う。だけど、あの状況でPKを与えるほどのファウルではなかった」

 数週間前のデュッセルドルフ戦後、「あんなPKをもらったら、わざと外すよ」と相手へのPKに不満を爆発させていたことに触れつつ、こう続けた。

「もちろん試合直後だったので興奮していた。この関係でデュッセルドルフでの試合後の僕のちょっと軽率だった発言がブーメランのように戻ってきたね。ただ、インタビューで話してはいけないNGリストを作ったりするより、今回のように少し失敗した場合、『傲慢な印象を与えたことを謝る』と言いたい」

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