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FC東京が無敗首位で「令和」へ! 久保建英のお膳立てから2トップがアベック弾

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FC東京が無敗首位で平成ラストマッチを締めた

[4.28 J1第9節 FC東京2-0松本 味スタ]

 J1リーグは28日、第9節を行い、FC東京松本山雅FCを2-0で下し、首位をキープした。開幕無敗を守って新元号「令和」に突入。MF久保建英は先制点をアシストすると、2点目につながるPKを獲得した。

 FC東京は19日に行われた広島戦(1-0)から先発3人を変更し、鹿島戦で負傷した久保が2試合ぶりにスタメン復帰。24日のルヴァン杯柏戦で負傷交代したDF室屋成に代わってDF太田宏介が今季初先発。太田が左サイドバックに入り、DF小川諒也は右サイドバックを担った。負傷のDFチャン・ヒョンスに代わってルーキーDF渡辺剛が抜擢され、J1デビュー。対する松本は鳥栖戦(1-0)と同じスターティングイレブンが並んだ。
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 先発に復帰した久保は序盤から鋭い突破でゴールに迫り、前半13分、右サイドから素早くカットインし、DFに囲まれた状態で左足を振り抜いたが、シュートはゴール右へ。松本は前半15分、カウンターからFW前田大然が独走態勢に入ったが、渡辺が冷静に窮地を救う。スピードを上げてボールを奪い、エリア内に侵入させなかった。

 松本は5バックで耐えたが、前半終了間際に試合が動いた。44分、渡辺が相手ボールをカットしてMF高萩洋次郎が粘ると、ドリブルで中央を運んだ久保がスルーパス。エリア内に抜け出したFW永井謙佑がGKとの1対1を制し、左足でゴール右隅に沈めた。

 久保のアシストから先制ゴール。後半6分にも久保の左CKからニアサイドのMF橋本拳人が頭で合わせてネットを揺らしたが、その前にラインを割っていたという判定でゴールは認められなかった。後半15分には久保が細かいタッチで相手をかわし、角度のない位置から左足シュート。決定的だったが、これは惜しくも左ポストを叩いた。

 松本は後半16分にシャドー2枚を替え、前田を下げてFW永井龍、中美を下げてMF杉本太郎を投入したが、ゴールは遠い。後半30分には久保がファウルを受け、PKを獲得。キッカーはFWディエゴ・オリヴェイラ。独特の助走から右足でGKの逆を突き、ゴール左隅に沈めた。ディエゴはリーグ戦5試合連続ゴール。FC東京は2-0で勝利し、無敗首位で平成ラストマッチを締めた。松本は4試合ぶりに黒星を喫した。


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