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湘南の大卒ルーキーがプロ初ゴール!得点力不足に陥る鳥栖下して4戦ぶり白星

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湘南が4試合ぶり白星

[4.28 J1第9節 鳥栖0-2湘南 駅スタ]

 J1リーグは28日、第9節2日目を行った。駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖湘南ベルマーレが対戦。FW大橋祐紀のプロ初ゴールなどで湘南が2-0で勝った。

 3連敗中で深刻な得点力不足(8戦1得点)に苦しむ鳥栖は、24日のルヴァン杯・仙台戦(1-1)からGK高丘陽平に代えてGK大久保択生を起用した。一方、3戦未勝利(1分2敗)の湘南は、ルヴァン杯・横浜FM戦(0-1)からDF杉岡大暉とMF齊藤未月、MF鈴木冬一、FW大橋祐紀を除く7人を入れ替え、FW鈴木国友は今季公式戦初出場となる。

 開始早々にアクシデント発生。前半3分、鳥栖のDF藤田優人が齊藤との接触で足を痛め、倒れ込んでしまう。ピッチ外で治療したがプレー続行不可能となり、DF小林祐三との交代を強いられた。湘南は4分、右サイド深くでFKを獲得。DFフレイレが頭で落としたボールを大橋が左足で狙う。6分にはDF山根視来がパンチのあるミドルシュート、17分にもFW山崎凌吾が鋭いミドルシュートを放ったが、枠を捉えきれなかった。

 鳥栖は前半6分、MF安庸佑がハーフェーライン付近からボールを運び、PA左からMFイサック・クエンカが左足を振り抜くがGK秋元陽太に止められてしまう。その後は互いになかなかチャンスを作り出すことができず、前半はスコアレスに終わった。

 湘南は後半開始から鈴木国に代え、FW武富孝介をピッチに送り込む。後半の入りが良かったのは鳥栖だったが、11分にFW趙東建に代えてFWフェルナンド・トーレスを入れ、ここからというところで湘南に先制点を許してしまう。

 後半14分、山崎が仕掛けてPA左手前にこぼれたボールをMF鈴木冬一が左足を一閃。GK大久保が弾いたボールを武富が拾い、PA左深くから入れたクロスをゴール前に走り込んだ大橋が右足で押し込んだ。今季、中央大から加入したルーキーはプロ初ゴール。しかし、17分にGK大久保と交錯し、FW梅崎司との負傷交代を余儀なくされた。

 鳥栖はトーレスを投入したが、なかなかボールが入らず、元スペイン代表を生かしきれない。26分にはMF高橋義希に代えてFWビクトル・イバルボを投入。30分、PA手前でくさびのパスを受けたトーレスが左へ展開し、フリーのDF三丸拡が左足を振り抜くも枠を外れる。32分には左サイドからイバルボがロングスローを入れ、PA中央でクエンカがヘディングシュートを放つがGK秋元に弾き出された。

 後半43分のチャンスはDF原輝綺にライン上でクリアされた湘南だが、直後に追加点を挙げる。44分、ペナルティーアーク内で縦パスを受けた武富がタメを作り、PA左へラストパス。これを梅崎が左足でニアに蹴り込み、2-0と試合を決定づけた。試合はこのまま終了。湘南が4試合ぶりの白星を飾った。

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