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神戸4連敗…吉田監督「ポジティブなことない」“不遇の時”過ごす三田にも言及

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神戸を率いる吉田孝行監督

[4.28 J1第9節 神戸1-2川崎F ノエスタ]

 ヴィッセル神戸は28日、J1第9節でホームに川崎フロンターレを迎え、1-2の敗戦を喫した。これで泥沼の4連敗。17日に再就任した吉田孝行新監督は試合後のフラッシュインタビューで「ポジティブなことはなかった」と厳しい表情で話した。

 23日にMFアンドレス・イニエスタを新キャプテンに据え、新たな体制で臨んだ神戸。しかし、吉田監督が「前半から少しバタバタした」と語る通り、この日も不安定な守備を露呈し、前半15分に直接FKからDF馬渡和彰、同37分にこぼれ球からFW小林悠に決められて2点のビハインドを負った。

 流れが変わるキッカケとなったのは後半23分。神戸は2枚目のカードでMFセルジ・サンペールを下げ、同選手の加入後から出場機会を減らすMF三田啓貴をピッチへ送り出す。「後半にシステムをいじりながら最後の方は少し良くなった」(吉田監督)。同37分、イニエスタのクロスをGKに弾かれた流れからFW古橋亨梧が追撃弾をマーク。しかし、残り時間が足りずに1-2で敗れた。

 吉田監督はチームの反撃に貢献した三田について「試合に出たいと彼も思っていたでしょうし、出た時に活躍するという準備はできていたと思います」と言及。パフォーマンスに関しても「躍動してくれたと思います」と評価した。

 神戸にとって終盤の戦いは今後につながるものだったが、現実は7試合連続失点での4連敗。指揮官は「今日の試合はポジティブなことはなかった」と反省だけを口にし、「次に切り替えてやっていきたいです」と巻き返しを誓っている。

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