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両ストライカーが負傷交代も…札幌が公式戦5連勝!磐田は反撃実らず4連敗

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アンデルソン・ロペスが先制点

[4.28 J1第9節 磐田1-2札幌 ヤマハ]

 J1リーグは28日、第9節2日目を行った。ヤマハスタジアムではジュビロ磐田北海道コンサドーレ札幌が対戦。リードを守り抜いた札幌が2-1で逃げ切り、公式戦5連勝を飾った。一方、磐田は公式戦4連敗となった。

 6日の第6節・湘南戦で今季初勝利を果たしたが、そこから2連敗中の磐田。24日のルヴァン杯・G大阪戦(1-4)から11人全員を入れ替え、FW大久保嘉人やMF山田大記らを起用した。対する2連勝中の札幌は、長崎を6-3で下したルヴァン杯からDF進藤亮佑とDFキム・ミンテ、DF福森晃斗、MF宮澤裕樹、FW鈴木武蔵を除く6人を入れ替えて、この一戦に臨んだ。

 試合は早々に動いた。札幌は前半6分、MFチャナティップが右サイドが大きく展開し、PA右へ走り込んだMFアンデルソン・ロペスにDF進藤亮佑が鋭いパスを入れる。これをA・ロペスが相手のマークをずらして左足を振り抜き、ゴール左隅に沈めた。

 先制した札幌だが、前半38分にアクシデント。ドリブル突破を図ったA・ロペスが山田をかわそうとした際に態勢を崩し、足を痛めてピッチに倒れ込む。そのままA・ロペスは担架で運び出され、MF荒野拓馬がピッチに入った。アディショナルタイム2分には、DF福森晃斗の右CKからファーサイドの進藤が打点の高いヘッドを叩き込み、2-0で前半を終えた。

 2点ビハインドの磐田は後半開始から2枚替え。DFエレンと大久保を下げ、左ヒラメ筋肉離れで離脱していたFW川又堅碁とMF上原力也を入れる。これにより、磐田は攻撃のリズムが変わり、立ち上がりからシュートまで持ち込む回数を増やしていく。18分には、右サイドのDF大南拓磨がアーリークロスを送り、川又がヘディングシュートを放つ。しかし、これはGKク・ソンユンの正面に飛んでしまった。

 後半は押し込まれる時間が続く札幌。20分、福森の鋭い縦パスを入れ、チャナティップがPA左でドリブルを仕掛ける。細かいステップから対面したMF田口泰士を揺さぶり、右足を振り抜いたが、惜しくも右ポストを叩いた。

 磐田は後半28分、左CKから上原がインスイングのクロスを蹴り込み、ニアに飛び込んだ田口がわずかに触り、川又、DF新里亮が飛び込むも押し込むことができない。このシーンで川又が右ポストに当たってしまい、右腕を痛めて担架でピッチを後にした。代わってMF荒木大吾が入っている。

 後半はボールの主導権を握りながらも、1点が遠い磐田。後半38分、右サイドで山田の縦パスを受けたMF松本昌也が体を投げ出してクロスを送ると、MFアダイウトンが右足で合わせる。これはGKク・ソンユンに止められたが、こぼれ球に反応したアダイウトンが右足で押し込み、1-2とした。

 後半アディショナルタイム1分、磐田はPA左に進入した荒木がまたぎフェイントから右足を振り抜く。決まったかと思われたが、鋭いシュートはわずかに枠の外へ。試合はそのまま札幌がリードを守り抜いて2-1で勝利。リーグ3連勝とした。一方、磐田はリーグ3連敗となっている。

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