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興梠慎三がカズに並ぶJ1通算139点目!心憎いチップキックで平成のJリーグ締めくくる

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興梠慎三が“平成最ゴール”!

[4.28 J1第9節 清水0-2浦和 アイスタ]

 浦和レッズのFW興梠慎三が心憎いチップキックで平成最後のJリーグを締めくくった。

 28日開催のJリーグで一番遅いキックオフとなった一戦。浦和は24日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)全北現代戦と同じ11人を送り出し、前半はスコアレスに終わったが、後半28分に興梠のボレーシュートのこぼれ球をDFマウリシオが押し込み、先制に成功した。

 終盤は清水エスパルスに押し込まれる時間も続いたが、冷静な守りで耐え凌ぐと、後半アディショナルタイム7分に平成最後のゴールが生まれた。カウンターから右サイドを抜け出したFW汰木康也が中央に折り返したボールを興梠がチップキック。試合終了間際にゴールネットを揺らし、2-0で勝った。

 試合後のインタビューで興梠は「苦しい試合になった。ディフェンスが無失点で抑えてくれていたので、なんとか追加点を獲りたかった。その中で汰木からいいボールが来たので、冷静に決めることできて良かった」と、得点シーンを振り返った。

 この得点により、興梠はJ1通算139ゴール目。現在、横浜FCでプレーするFW三浦知良に並び、6位タイに浮上した。「カズさんというスーパースターと肩を並べることはすごい嬉しい」と素直に喜ぶ興梠。「まだカズさんも現役。もし、横浜FCがJ1に上がってきたら、またカズさんがJ1で点を取ったら抜かされる。今のうちにもっともっと点を取って広げていきたい」と、笑みをうかべ得点量産を誓った。

 これで浦和はリーグ3連勝だが、ACLでは残り2試合でグループ3位と厳しい状況にいる。「ACLとJリーグとすごい厳しい日程の中、みんな一生懸命やっているので、なんとか勝ち点3を積み上げていきたい」と語り、気持ちを引き締めた。

 なお、Jリーグは平成最後を前に、全チームの今シーズンのデータをもとに、試合ごとに10000回のシミュレーションを実施し、そこから“平成最ゴール”を決める選手を予想。1位は4.22%で清水のFW北川航也、2位は4.17%で興梠だった。

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