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無駄にしなかった17歳の“レッスン”…千葉DF新井一耀「いつも以上に意識した」

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ジェフユナイテッド千葉DF新井一耀(写真は4月3日のもの)

[4.28 J2第11節 千葉0-0大宮 フクアリ]

 一週間前の悔しさを糧にした。5連勝と好調な大宮を相手にゴールを許さずに試合を終えたジェフユナイテッド千葉DF新井一耀は「チームとして、入りから良い守備ができた」と手応えを語った。

 一週間前には悔しさを味わっていた。21日の第10節横浜FC戦。先発出場を果たした新井は3バックの右に入ると攻守に奮闘するが、1-2で迎えた後半40分に17歳FW斉藤光毅に1対1で翻ろうされると、ダメ押しとなるゴールを奪われてしまう。ゴールラインと新井の間に生まれたわずかなスペースを突いた鮮やかな突破に、「まさかあそこから入ってくるとは思っていない部分があった」と唇を噛んだ。

「3点目で決定的だったし、自分もすごく悔しかった。あそこで縦に抜いてくるとは思わなかったし、意外だったけど、こういう場面もあると経験として生かしていかないと意味がない」

 そして、「一喜一憂しない。落ち込んでいたら前に進んでいかない」と前だけを向いて一週間を過ごし、「1対1の対応はいつも以上に意識した」と17歳から受けた“レッスン”を無駄にすることなく、大宮戦では無失点に貢献した。「1試合の中で課題は出てくると思うので、どれだけ次の試合で修正できるか。ゼロに抑えられたことで今度は自信になっていくので、課題を修正しながら成長していきたい」とさらなる高みを目指していく。

(取材・文 折戸岳彦)

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