beacon

南野がアシスト記録も…振り切られたザルツブルク、9試合ぶり黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加

突破を図るザルツブルクFW南野拓実

[4.28 オーストリア・ブンデスリーガ第28節 ボルフスベルガー2-1ザルツブルク]

 オーストリア・ブンデスリーガ第28節が28日に行われ、日本代表FW南野拓実が所属するザルツブルクボルフスベルガーのホームに乗り込み、1-2で敗れた。先発出場した南野は後半33分までプレーして1アシストを記録している。

 24日に行われた第27節ボルフスベルガーをホームに迎えた一戦では、後半10分に先制されながらも同42分から3得点を奪って劇的な逆転勝利を収めたザルツブルク。しかし、この日も先に試合を動かしたのはボルフスベルガーだった。前半35分、後方から送られたパスをFWセク・コイタがヘディングで落とすと、PA内に走り込んだFWケビン・フリーゼンビヒラーがGKチチャン・スタンコビッチよりも早く触れてゴールに流し込み、スコアを0-1とした。

 1点のビハインドを背負ったまま後半を迎えたザルツブルクは、立ち上がりにボルフスベルガーにゴールを脅かされるが、スタンコビッチの好セーブやクロスバーに救われて追加点を許さずに試合を進めると、後半17分に2枚替えを行って状況を打開しようと試みる。すると同21分、右サイドから送られたパスを南野が巧みに左サイドに展開し、ボールを受けたFWフレドリク・グルブランセンが決めて試合を振り出しに戻した。

 しかし後半26分、FKのこぼれ球に反応したMFマルセル・リッツマイアに左足で蹴り込まれ、ボルフスブルガーに勝ち越しを許してしまう。同33分にはザルツブルクベンチが動き、南野に代えてFWスマイル・プレブリャクをピッチに送り込んで反撃を試みるが、同点ゴールは生まれず。1-2で敗れて、2月24日の第19節ラピド・ウィーン戦(●0-2)以来、9試合ぶりの黒星を喫した。

●海外組ガイド

TOP