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マタの31歳バースデー弾も…マンUとチェルシーの“直接対決”は痛み分け

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マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの一戦は1-1でドロー

[4.28 プレミアリーグ第36節 マンチェスター・U 1-1 チェルシー]

 マンチェスター・シティは28日、プレミアリーグ第36節を行った。オールド・トラッフォードでは6位マンチェスター・ユナイテッドと4位チェルシーが激突。トップ4へ生き残りをかけた一戦は、1-1で引き分けに終わった。

 24日にマンチェスター・シティとのダービーマッチを落としたユナイテッドは、DFビクトル・リンデレフとDFエリック・バイリーがCBでコンビを組み、中盤にMFフアン・マタとMFアンデル・エレーラが起用され、2トップはFWマーカス・ラッシュフォードとFWロメル・ルカクが務める。

 対するチェルシーは5月2日のヨーロッパリーグ(EL)準決勝フランクフルト戦を控えている中、MFエデン・アザールやMFエンゴロ・カンテ、DFセサル・アスピリクエタら主力を起用。MFマテオ・コバチッチやDFマルコス・アロンソ、MFウィリアンもスターティングメンバーに名を連ねた。

 気合十分の入りをみせたユナイテッドは前半4分、自陣の左サイドからDFルーク・ショーが前線へロングパスを送り、ルカクが抜け出して左足シュート。これはGKケパ・アリサバラガに止められたが、11分に先手を取る。MFポール・ポグバにパスを出したショーがPA内へ走り込み、ルカクの浮き球パスを中央に折り返す。これをマタが右足で沈めて先制点。古巣対決のマタが31歳バースデーを自ら祝った。

 1点を追う展開となったチェルシーは、徐々にポゼッション率を上げ、ゴールに迫る機会を増やしていく。それでも、この日のユナイテッドは積極性が光った。前半29分、左CKからDFアシュリー・ヤングがゴール前に蹴り込んだボールをバイリーがヘディングシュート。決定的なシーンだったが、シュートはわずかにゴール右に外れ、追加点とはならなかった。

 前半のうちにもう1点欲しいユナイテッドだが、前半終了間際に同点に追いつかれてしまう。チェルシーは43分、敵陣中央からDFアントニオ・リュディガーが右足ミドルシュートを放つと、無回転気味のボールをGKダビド・デ・ヘアが弾き、こぼれ球に詰めていたアロンソが左足でねじ込んで1-1。試合を振り出しに戻し、前半を終えた。

 後半の立ち上がりもユナイテッドがボールの主導権を握り、敵陣でパスを回し、チェルシーに揺さぶりをかける。後半5分、敵陣中央でFKを獲得。キッカーのラッシュフォードがGK手前でバウンドするシュートを蹴り込んだが、GKケパにしっかりキャッチされ、“お返し”とはならなかった。

 チェルシーは後半17分、リュディガーが左膝を抑えて座り込み、20分にDFアンドレアス・クリステンセンとの交代を余儀なくされる。ユナイテッドも同じタイミングでラッシュフォードを下げ、FWアレクシス・サンチェスをピッチに送り込んだ。26分にはバイリーがDFマルコス・ロホとの交代を強いられ、ユナイテッドも負傷者により交代カードを使うことになった。

 さらにチェルシーは後半31分、コバチッチに代えてMFルベン・ロフタス・チークを投入。互いに球際で激しいバトルが繰り広げられ、ピッチに倒れ込む選手が目立つ。ユナイテッドは36分にマタに代えてMFスコット・マクトミネイを入れ、最後の交代カードを使い切った。チェルシーも39分、ロホの厳しいタックルを受け、右足首を痛めたウィリアンをFWペドロ・ロドリゲスに代えた。

 ユナイテッドは後半アディショナルタイム3分、左CKからヤングがクロスを供給し、ロホが渾身のヘディングシュートを放つ。しかし、ライン上でペドロにクリアされ、勝ち越しゴールとはならなかった。その後も互いに貪欲にゴールを目指し、オフサイドも増えたが、後半は得点が生まれず1-1のままタイムアップ。痛み分けに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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