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アザール弟がドルトムントと個人合意で移籍に前進…残すはクラブ間合意のみ

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 ボルシアMGのベルギー代表FWトルガン・アザールは、今夏に加入することでドルトムントと個人合意に達したと認めた。

 チェルシーで活躍するエデン・アザールを実兄に持つトルガン・アザール。兄とともにベルギー代表としてもプレーする同選手は今シーズン、ボルシアMGでリーグ戦30試合に出場して9ゴール9アシストを記録するなどの活躍を見せる。

 この活躍を受け、リバプールなど多くのクラブが獲得に興味を持つと報じられていたが、今夏にクリスティアン・プリシッチをチェルシーに放出するドルトムントがその後釜としてアザールに白羽の矢を立てた。そして、同選手はベルギー『VTM Nieuws』でブンデスリーガのライバルクラブと交渉していることを明かし、すでに個人合意に達したと語った。

「僕にはもう1シーズン(ボルシアMGとの)契約が残っているけれど、キャリアの次のステップに進みたいという希望をすでに伝えてある。新しいチャレンジをしたいんだ。あとはクラブ間の交渉次第だ。ただ、これには少し時間が掛かるが、グラートバッハとドルトムントの会談は続いている。それに、僕はドルトムントと個人合意に達した」

 また、レアル・マドリー行きが近づくと報じられている兄エデンの去就についての質問にもトルガンは回答。しかし、詳細についてのコメントは控えている。

「ジダンがプレーしていた頃、僕はレアル・マドリーのファンだったし、僕たち兄弟は彼の大ファンだった。あの頃の彼らはガラクティコス(銀河系)の時代で、本当に最高のチームだった。エデンが僕の希望を知っているように、僕も彼が望んでいることを知っている」

 今夏の去就が注目されるアザール兄弟は、新シーズンに向けて揃って新天地を求めることになるのだろうか。

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