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アヤックス指揮官、敵将の“日程不公平”発言に反論「2クラブの収益に大きな差がある。これもアンフェアか?」

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アヤックスのエリック・テン・ハーグ監督

 アヤックスのエリック・テン・ハーグ監督は、チャンピオンズリーグ準決勝トッテナム戦に向けて口を開いた。

 今シーズンのCLで快進撃を続けるアヤックス。若き才能が躍動し、決勝トーナメントに入ってからは4連覇を目指したレアル・マドリー、優勝候補のユベントスを退けて22年ぶりのCLベスト4に駒を進める。この大躍進を受け、オランダ・エールディヴィジは27日、28日に予定していたリーグ戦を延期するなど全面的なバックアップを実施した。

 このエールディヴィジからのアヤックスへのサポートに対して、CL準決勝で対戦するトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「公平性に欠ける」と苦言を呈し、中2日で大一番を迎えるトッテナムと中6日のアヤックスとでは、コンディション面で大きな差があると主張。しかし、アヤックスのテン・ハーグ監督は試合前日の会見で、敵将からの指摘に反論した。

「我々はエールディヴィジを戦うことで1000万ユーロ(約12億5000万円)を得ているが、彼らはプレミアリーグからかなり多くの金額を受け取っているはずだ。これは我々にとってアンフェアか? 異なる状況というものはいつだって存在する。だから、いかなる状況であっても上手く対処しなければならない」

 今シーズン、アヤックスは7月のCL予選から参戦。約1年を通して欧州最高峰の舞台で戦い続ける同チームに対して、テン・ハーグ監督は若手とオフシーズンにプレミアリーグから連れてきたベテランのドゥシャン・タディッチとダレイ・ブリントが上手く融合できていると大きな手ごたえを感じているようだ。

「若い選手たちはこの2年間を通して本当によく成長した。オランダやヨーロッパを舞台に戦ってきたことが彼らを逞しくしていると思う。しかし昨シーズン、我々は経験という面で十分ではなかった。そして、あえてプレミアリーグからブリントとタディッチを迎え入れることを決めた。その後の彼らの活躍は言うまでもない」

 そして、30日のトッテナムとの大一番に向けて、同指揮官は意気込みを語っている。

「我々はチームの長所を軸にこの試合に向けて入念に準備をしている。ピッチ上ではナイーブにならず、自信を持って戦いたい。私は私のチームを、ピッチに立つ選手を、そして我々のフットボールを信じている。すでに何かしらを成し遂げたかもしれないが、もっと多くのことを手にしたい。チームの調子は良い。この試合でベストパフォーマンスができると信じている」

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