現地時間1日、ポルトのGKイケル・カシージャスがトレーニング中に心筋梗塞を発症し、病院へと緊急搬送された。

　所属先のポルトは「カシージャスの状態は安定しており、命に別状はない」との声明を発表しているが、このショッキングな一報を受けて、カシージャスのSNSには無事を祈るメッセージが相次いだ。

　レアル・マドリー、スペインで長らくともにプレーしてきたDFセルヒオ・ラモスは祈るアイコン3つを並べてカシージャスにエールを贈り、元同僚のMFガレス・ベイルも「また会おう、友よ」と述べている。

　現在アーセナルに在籍するMFメスト・エジルは「無事を祈っている。すべてがうまくいくことを願っているよ。一刻も早い回復を」とメッセージを。バルセロナの元主将であり、代表では長らくともに戦ったカルレス・プジョルも「アミーゴ、あなたの強さを信じている」と言葉を贈った。

　カシージャスの無事を祈る言葉は古巣のレアル・マドリーだけではなく、かつてのライバルであるバルセロナ、そのほかマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、リバプール、チェルシー、インテルやローマなど他国の著名クラブもSNSを通してメッセージを発信した。

　サッカー界だけにとどまらずテニス界のスーパースター、ラファエル・ナダルも「イケルに大きなハグを。頑張ってくれ」と、F1で2度のワールドチャンピオンとなったスペイン人ドライバー、フェルナンド・アロンソも「無事を祈っている。あなたは偉大だ」とメッセージを贈っている。

　レアル・マドリーで輝かしい成績を残し、2010年の南アフリカ・ワールドカップではスペイン代表の主将として優勝も経験したカシージャス。同選手が心臓発作で倒れたというショッキングな話題は、サッカー界だけにとどまらず一般メディアでも大きく報じられている。

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