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[Rookie League]目標は2年ぶりの日本一、日大藤沢が快勝発進

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日大藤沢高は快勝。MF吉田愛哉がボールを繋ぐ

[4.28 Rookie League第2節 武南高 0-2 日大藤沢高 時之栖うさぎ島G]

 4月28日、関東・静岡の強豪校の1年生たちが90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2019 Rookie League」はA League第2節を行い、日大藤沢高(神奈川)が武南高(埼玉)に2-0で快勝した。

 日大藤沢は2年前にA League昇格1年目で優勝し、全国ルーキーリーグ交流大会でも優勝。“U-16日本一”に輝いた。この日、前線でスピードとボールを収める力を発揮していたFW大貫裕斗が「1年間の目標はルーキーリーグ全国制覇することと、チャンスがあればトップチームに上がって試合に出ること」を目標に掲げたように、日大藤沢の1年生たちの今年の目標はRookie Leagueで全国制覇することとAチームで活躍することだ。

 前日の第1節・静岡学園高戦が雷雨のため延期となり、この武南戦が彼らにとっても初戦。その一戦で日大藤沢は立ち上がりから優勢に試合を進め、11分にMF南暖のアシストからCB小川翔吾が先制ゴール。17分にもFW鈴木賢が決めて2点をリードする。

 日大藤沢は最終ラインで存在感を示していたCB荒井涼や攻守のキーマン・MF武井昭陳の縦パスなどからビルドアップ。最前線でボールを収める大貫を起点に間合いとボールタッチでDFをかわすMF吉田愛哉や南が個人技やコンビネーションでゴールに迫る。

 対する武南はCB土田陸人らが相手の攻撃を凌ぐと、この日ボランチに入ったMF関田光やMF中村陽聖がキープ力を発揮しながらボールを前進させる。右CKからCB滝澤俊輔が決定的なヘッドを放つシーンもあった。

 だが、日大藤沢は後半も迫力のある攻撃を継続。内容面については納得の行くゲームにはならなかったが、アンカーの位置でチームを鼓舞し続けていたら武井や注目GK上村倫士が要所を封じて得点を許さず。2年ぶりの優勝へまず1勝をマークした。

(取材・文 吉田太郎)

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